さて、いろいろ、買い残したものはあるものの、一通り迪化街を散策したあとは、楽しみにしていたカフェを訪れることにしました。

いつもコメントをくださるmisaさんが、昨年夏に台北を訪れたことを、ブログに書かれていたのですが、その時に紹介されていたカフェ(⇒記事(勝手にリンクさせていただきすみません)がとても素敵でぜひとも次回は行ってみたい!と思っていたのです。

入り口は、民藝埕ののれんのかかったお店で、お店に入ると奥に2階に登る階段があります。


店内は奥に長い長屋のつくりで、お店は奥にも続いています。


階段は急なので、お気をつけください。


残念ながら12歳以下のお子様は入ることができません。


迪化街で人気のあるリノベーションカフェの一つですが、天井が高く開放感があります。


私が訪れたときはお客さんは他に一組だけで、迪化街を見下ろせる人気の窓際の席も空いていましたが、日差しが強かったので、内側の席にしました。レトロで、とても落ち着く空間です。


全部で18種類の茶葉から選ぶことができます。茶葉の香りをたしかめて選べるようにテスターをもってきてくださいます。

メニューは一つでどの茶葉を選んでも280元(約1000円程度)のお茶のセットになります。

一応、一つ一つ香りを確認しまして、香りが違うことはわかりました。味との関連はよくわからないので、お店の方が一番人気だとおっしゃっていた金萱烏龍にしましたが、こんなに多くの種類の茶葉の香りにふれるような機会や普段ないので、楽しかったです。


急須のお茶がなくなったら、ポットからお湯を継ぎ足して、いただくこともできます。
私は旅先ではいつもどこかしら異国にいる緊張感があるのですが、ここは本当に落ち着ける、居心地の良さがありました。
大事な方とゆっくり語らうのにぴったりの場所だとおもいました。
まあ、私は一人でしたが。

お茶菓子もどれもおいしかったです。


定員さんも最初に持ってきてくださったきりずっと奥にいらして、静かな午後のひととき、一人でくつろぎたい放題でした。

驚いたのが、misaさんも「日本人の若い男子グループがいた」ということに驚かれていましたが、私が訪れた時にすでにいらっしゃった一組のお客さんも日本人の若い男性(イケメン)の二人組だったんです。

二人で楽しそうに静かにお話されていたのですが、漏れ聞こえた、

イケメン①「〇〇に行った時さ〜」
イケメン②「えっ、それ二人で行ったの?」
イケメン①「いや、違うよ・・・友達だから・・・」

この会話、この会話だけで、おばちゃん、妄想がもう風船のようにふくらみ、長いこと忘れていた、こう、愛しさと切なさと心強さっていうんですか?、そういう感情の存在を思い出しましたよ。

南街得意でのひとときがこの旅のハイライトでしたね(早っ!)。