今回の1泊の宿は迪化街にほど近いシティースイーツ台北ナンシにしました。

MRT北門駅3番出口から徒歩約10分、MRT中山駅5番出口から徒歩約10分と少し歩きますが、迪化街や夜市には徒歩で5分もかからず行くことができます。
台北駅からも歩くことはできますが、タクシーでも5分かからない距離です。
今回の龍山寺からはUberで15分ほどNT$150(553円)でした。

ホテル横には地元のスーパーがあり、近くにファミリーマートもセブンイレブンもスタバもあります。

ホテルの周りは下町の雰囲気で、大型ホテルの立ち並ぶ華やかな台北中心地の雰囲気はありませんが、迪化街や夜市の散策が予定にあり、また、他の観光スポットはタクシーで観光されるという場合には立地は抜群です。


スタッフも皆さん親切で、日本語を話せる方も複数人いらっしゃいました。
日本人に人気があり、パックツアーなどでも利用されているようです。
朝食の際にも日本人の割合が多く感じました。

ロビーには無料のコーヒーマシンが置いてあり、いつでも自由にコーヒーや紅茶をいただくことができます。

照明は暗めで大人向きの静かな雰囲気のホテルです。

デザイナーズホテルらしく、シンプルで落ち着くインテリアです。フロントは2階で、階段がありますが、奥にエレベーターがあります。

このエレベーターへと続く道にソファーのあるライブラリーがあったのですが、いくつかのブースがなぜかカーテンで閉められるようになっている、占いの部屋のような雰囲気の謎空間でした。試しに私もカーテンを閉めてソファーに腰掛けてみたのですが、落ち着いて読書というよりも、こだわりのブティックの試着室にいるような気分でした。


お部屋はいくつかのカテゴリーがあり、一番リーズナブルなのは窓のないタイプスタンダードルームです。

私は、防災上、窓がない部屋に少し不安があるため、窓のあるスタンダードダブルの部屋にしました。

二人ですと少し狭いようにも思いましたが、一人でしたので、快適でした。

Wifiも使えますが、私の部屋ではあまり接続がよくなかったため(問題なく接続できる部屋がほとんどのようです)、私は自分のSIMカードがあったのでもっぱらそちらを利用しました。

コンセントがベッドサイドになく、寝ながら充電しつつのスマホチェックができなかったのが、個人的には地味に不便でしたが、一泊ですので問題ありません。


トイレはウォシュレットではありません。また、紙は一般的な台湾のトイレと同様流せないとのことでした。

バスダブとシャワールームは別になっていて、シャワールームはレインシャワーです。バスダブはデザイン性はいいのですが、水で濡れると床が滑りやすいため、子供やお年寄りは少し注意が必要かもしれません。

でもお湯の勢いもよく、私はコンビニで購入した入浴剤を入れてゆっくりくつろぐことができました。


ただ、お子様連れの場合は、基本的にはビジネスホテルなので、気晴らしになる施設などはなく、近隣にも公園等はありません。
泊まるだけと割り切れば夜市も近く、コンビニもすぐで便利ですが、扉が薄いのか少し音が響くので、廊下などで騒がないようにする必要はあります。
夜中に他の部屋に出入りする音がよく聞こえました。

迪化街歩きと夜市という今回の私の目的にはぴったりで、大規模ホテルではないので、ちょっととなりのスーパーへというのも気楽に行けてよかったです。


そして何よりコスパがよかったです!

agodaで予約したのですが、返金不可の予約で、税金・サービス料入れても朝食付きで7,000円程度で宿泊することができました。
私は1人でしたが、2人でも朝食付きで同じ価格ですので、一人3500円弱で宿泊できるならさらにコスパがいいですよね!

ただ、”今日ならなんと75%オフ”とはありますが、元の価格29,505円は高すぎですし、この価格で泊まることはないと思います・・・・・。


台北もこの10年くらいでホテル価格がぐぐっと上がりましたよね〜。

台北市内の不動産価格は日本よりもずっと高いらしいですよね。中心部の高級マンションは1戸10億以上が普通で、50億以上の物件も多いと聞いて驚きました。ごくごく普通のマンションでも普通に1億。

台北に住んでいたら普通の人には家は買えないですね~。

賃貸はどうかというと、宿泊したホテルの近くにあったセブンイレブンやスタバの入っている比較的外見は立派なマンションの一番小さいワンベッドルームは30平米で月約20万からだそうです。

台北でも中心部から離れればぐっと安くなるらしいのですが、安易に「物価が安い台湾に移住したい♪」などと考えると破綻しそうです。