リフトを降りて、ひとまず休憩です。

次男にかき氷を補給し、体の内部を冷やしてみました。

もう、松山城行ったことにしてもいいかなという気持ちになります。

次男 「ママってさ〜城が好きだよね・・・」
私  「いや、それほどではないよ・・・。次男は?」
次男 「それほどでもない・・・」

それほどでもない二人ですが、はるばる松山城に来ています。


ライフが回復したところで、城を目指します。
途中、意味のわからないハート型のベンチとはハートの電飾がありました。

他にも、恐竜とか、天使とか、汽車とか、いかにも城に縁がある感じの電飾がそこここに・・・。
とても柔軟ですよね。

松山城は夏は、土日に、夜間のライトアップが行われているらしいんです。たしかに、夏、土日にいらっしゃる方は、夜のほうがおすすめです。35度近くなると、昼間は暑すぎて溶けます。

 


それなりに登ってきたつもりなのですが、まだまだ遠くてピントもボケます。

ついに到着、四国屈指の名城、松山城です。


内部の階段はかなり急なので、小さなお子さんやご老人はお気をつけください。

いろいろと面白い仕掛けがあったりもして、じっくり見学したいのですが、とにかく暑いです。

もはや「暑い」としか考えられなくなってきます。

途中甲冑をつけて写真を撮影できるコーナーなどもありましたが、暑くてそれどころじゃないです。
それでも一応着用してみたのですが、かなり重いです。

私「すごい重い!。こんなのつけて戦うなんて大変だよね〜」
次男「でもそれつけるの偉い人だけだからね・・・歩兵は甲冑とかなくて矢に打たれたら死ぬだけだから・・・ママは大丈夫・・・」

何が”大丈夫”なのでしょうか。所詮母は歩兵ってことでしょうか。


それでもなんとか、天守までたどり着きました。
見晴らしが素晴らしいです。

・・・・・・ん・・・・?
・・・・・・あれは何・・・・・?

西洋風の城が見えるような気がするのは気のせいでしょうか・・・・・・。暑すぎて幻が見えているのでしょうか。

調べてみましたところ、これは、松山総合公園にある、フライブルグ城らしいです(https://www.iyokannet.jp/spot/2699

・・・・・えっ・・・・・・。

なんでも、松山はドイツのフライブルク市と姉妹都市らしいんですよね。それを記念して建設したらしいです。

・・・・・どうなんでしょう、フライブルグ市に松山城のレプリカ的なものを作るのは認められないのではないかと思うんですよね。景観的に。
そういう点では松山市、松山城ライトアップのバリエーションといい・・・とても思考が柔軟ですよね・・・・。

だいたい、小説『坊っちゃん』の中で、松山はさんざんな言われようなのですが、そんな坊っちゃんキャラがそこらじゅうにあるところにも松山という街の懐の深さを感じます。