いくら旅行の予定がないからといって、たかだか1泊旅行でブログを引き伸ばし過ぎですが、旅行の予定がないので、仕方がありません。
計画⇒旅行⇒ブログと、1回の旅行で3回分楽しんでおります。はい。


夕方になり、少し暑さも和らいできたので、しぶる次男をなだめつつ、道後温泉に向かうことにしました。

まずは、久米からまた松山市駅に行っていよてつ高島屋の屋上の観覧車にのりました。あまり乗っている方は見かけませんでしたが、とても見晴らしが良かったです。夜景とかもきれいそうですよね。1周がかなりゆっくりなので、二人きりになりたいカップルなどにもおすすめです。



次男「松山は普通の街だよね。せっかく飛行機乗るなら山とか海とか・・・」
私「松山には山も海もあるんだけど、とにかく今回は暑かったからね〜。昼間外を移動する気分ではなかったよね」

最初計画していた時は、郊外電車で初日の午前中に海の方に行って、中予の興居島(ごごしま)に渡りたいと思っていたんですよね。ただ、とにかく暑かったので、無理するのはやめて松山観光の定番中の定番だけおさえることにしたんです。

松山空港から1日観光バスのようなものが出ていると便利だなと思いましたが、車で移動すれば、もっと四国の自然が楽しめるのでしょうね。

香川が”うどん県”として積極的に売り出しているのと比較すると愛媛はちょっとアピールが弱めだと感じますが、松山城など、日本人観光客よりも台湾等からこられている観光客が多かったです。

松山はこじんまりとまとまっていて、地方によくある寂れ感もあまりなくて、暮らしやすそうでした。

観覧車から街を眺めてみると「ふるさとに来ました・・・カンチ!」というしみじみした気持ちになります。

まあ、ものすごく古い話題※でありますし、私のふるさとでもなんでもないんですけどね。
(※昔の「東京ラブストーリー」というドラマの登場人物の完治と人物のふるさとが愛媛という設定)

そんなことを、感じつつ、高島屋を後にし、駅前から市電に乗って道後温泉に向かいます。


道後温泉駅到着です。

夕方出発したつもりが、もう19時過ぎになっており、商店街はしまっているお店も多かったです。

こちらは新しい道後温泉別館「飛鳥之温泉」です

そしてこちらが道後温泉です(帰りに撮影しました)。

浴衣の方も多くとても風情がありました。


道後温泉でゆっくりしようという私に対し

次男「え?温泉のある部屋に泊まってるんだよ・・・。もう見たから早く帰ろうよ・・」
私 「いやいや、ここまできて道後温泉に入らないとかないから・・」
次男「え〜。じゃあ、すぐね。脱いで入って拭いて出るだけね!」

ということで、本当にさっと入って出てきましたが、レトロな感じがとてもよかったです。

「道後温泉に入った」というインパクトがありました。

私は、次男の指示通りに5分位でさっさと出てきたのですが、肝心の次男が全然出てきません。

男湯の入り口の前をちらちらと覗きながらうろつく怪しい女と化し、そろそろ受付の方に様子を伺ってもらおうかと悩み始めた頃、やっと出てきました。なんでも、湯船につかりながら道後温泉の歴史について説明してくれるおじさんがいたそうで、話を聞いていたら時間がかかったそうです。

ありがたいことではありますが、小5、なんと申しますか、本人はなんでもわかっているような気持ちでいますが、さっぱりわかっていないことの多い微妙な年齢なので、心配なんですよね。温泉が少し深かったので、溺れていたらどうしよう・・などとも思ってしまいました。


温泉の後は、商店街をアイスやお団子などをいただきながらそぞろ歩きました。こういうのが楽しいです。
おせんべい屋さんでは、お茶までいただきました。


帰りは遅い時間になってしまったので、道後温泉からそらともりまでタクシーで帰りました。
行きは、久米ー松山市駅乗り換えー道後温泉と、乗り換えや待ち時間などを入れると観覧車を差し引いても1時間程度かかったのですが、帰りはタクシーで10分でした(1,370円)。

タクシーの運転手さんに松山市の豪雨の影響について伺ったところ、市内にはほとんど影響がなかったとのことでした。

私 「でも、観光客が少ないのは、やはり災害の影響があるのでしょうか・・・」
運転手さん「いや、それはあんまりないんじゃないかな。夏だからね。夏は、暑いから。お盆の頃は増えるんだけどね」

だそうです!そうですよね〜。

そもそも私も特典航空券予約の空きがある先ということで選んだのですが、それには理由があるわけですよね。