久米駅に到着。
駅からまっすぐ歩いて徒歩5分ほどで到着しました。
本日の宿「東道後のそらともり」です。


今まで何度か次男と二人で旅行をしましたが、長男やパパと一緒の時とは異なり、次男と二人だと困ることがあります。
それはお風呂です。
女子旅であれば、問題ないのですが、子供が男児の場合、幼児の間は別ですが、女湯、男湯に分かれることになります。

せっかく温泉に来たのだからゆっくりお風呂に入りたいのですが、次男はかけ湯をしてから入るなどのマナーを守っているのかも怪しく、またお風呂につかっているのかどうかも疑わしいスピードで出てくるので、温泉の良さを満喫できないばかりか不安だけが残るんです。

今度こそゆっくりはいりたい・・・・・。
そんな願いを”露天風呂付き客室”が叶えましょう!。

・・・ということで、露天風呂付きの客室があり、かつリーズナブルな宿ということで、今回、「そらともり」を選択してみました。


到着し、手続きをして、館内のレストランへ。

私はひゅうが飯(宇和島鯛めし)、次男はざるうどんで昼食としました。


「そらともり」は基本的には”スーパー銭湯”です。東京にも入浴施設付属の宿泊施設がいくつかあると思うのですが、同じ位置付けです。
そのため、宿泊客だけの温泉旅館の雰囲気はありません。

レストランは館内着の方が多く、かつ館内は裸足なので、体が包み込まれるようなソファにすっぽりはまって、皆さんだら〜っとしています。
もうリラックス感が半端ないです。いつまででもいられます。
気心しれた友人たちと、だらだら飲むのには最高ですね。

食事を用意してくれた後はほっておいてくれますし、お値段もホテル等と比較するとリーズナブルな普通のファミレスのお値段です。

次男も「ここ、めっちゃ気に入った・・・」と言いながら、自宅にいるかのようなくつろぎ様で、ポテトをつまみながら、タブレットでゲームをしています。私も、本を読んでいて、ふっと時間を忘れてしまいました。


すっかりリラックスした後、チェックインまでお風呂を堪能することにしました。
チェックイン時間は16時と遅めなのですが、宿泊客はチェックイン前と宿泊中は無料で館内施設を使うことができます(チェックアウト後は再入館手続きが必要です)

次男は、館内の漫画コーナーに釘付けになり、「暑い時に熱いお風呂に入るなんて無理」ということで、リラックスコーナーで漫画を読み始めたので、これ幸いと私はお風呂を堪能することにしました。

東京のスーパー銭湯や日帰り入浴施設と比較して、設備面で「こんなのはじめて」というような部分はありません。
リラクゼーションルームでは破れているシートも多く、やや老朽化も進んでいます。

チェックイン後にわかったのですが、お部屋のタオルも共通エリアと同じで使い古し感のあるごわごわタオルなので、ふっくら今治タオルを期待していると期待はずれになります。


それでも、こんなところが近所にあったら入り浸るであろう心地よさがありました。

まず、東道後の温泉の泉質のぬるぬるとした肌が包み込まれるような感触がとても好きでした。

そして、日帰りでは1000円前後とリーズナブルなのですが、別料金であることが多い岩盤浴も別料金ではなく、好きなだけ入れるのも嬉しかったです。
館内着を新しいものに変えることもできるので、岩盤浴で汗をかいた後、きれいな館内着でさっぱりすることもできます。
また、サウナで1日4回ほど開催されているロウリュも無料です。

あれだけ暑い暑いと言っていたのに、サウナや岩盤浴はなんでこんなに気持ちいんでしょうね。
もしかして裸で外を歩けば、無料でサウナに入っている効果が得られて一石二鳥なんでしょうか。
・・・まあ、捕まりますよね。

”冷凍ルーム”という、氷の壁のマイナス3度の部屋もありこれがまた気持ちがいいんです。

温泉⇒サウナ⇒水風呂⇒ロウリュ⇒温泉⇒岩盤浴⇒冷凍の部屋⇒温泉・・・・・
もう、永遠に堪能できます。

さらに、”寝湯”がたまりません!
頭の方から足の先に向かってお湯がゆるく流れているせせらぎに横たわるというものなのですが、これ、何時間でも寝ていられますね。もうここで一晩寝ていてもいいです。


そらともり公式サイトよりお借りしています)

はあ〜極楽・・・。


そういえば旅行にきていたのだと、ふと我に返り、戻ってみると同じ場所で漫画本の山を積み上げている次男の姿がありました。

平日で混雑していなかったこともあるのですが、リラックススペースが比較的ゆったりしていて、二人用のベッド型のシートなどもあるので、そこで朝まで宿泊してしまってもいいくらいですね。

私が松山に住んでいるリア充な大学生だったら、デート先として最高です。

・・・と申しますか、普通に温泉堪能できていますし、別に露天風呂付きの部屋ではなくてもよかったのでは・・・・?

あっ・・・今まではなんとなく一人で残しておくのに不安があったのですが、もう全然平気な年齢になっていたんですね。

・・・・・これ首都圏で日帰り入浴施設に行っても同じなのでは・・・・?

ま、そういう考え方もありますよね。私、結構普段から一人で近所の銭湯や近くの日帰り入浴施設に行っているのですが、温泉はやはり違うなと思い、こんなに気持ちいいなら箱根あたりまで日帰りでもっと頻繁に行ってもいいなと思いました。


私は温泉を、次男は漫画を堪能したところで、お部屋にチェックインしました。