ツアーのリーダーはサム。
「俺はサム。このボートはサムのチームだ!何か困ったことがあったらサムに言ってくれ。シュノーケルセットは無くさないでくれ。無くしたら1,000バーツだ。あとからなくなってるのがわかったら、俺が弁償しなきゃいけないんだ。俺は金がない。だから気をつけてくれ。」
などと説明をうけます。

シュノーケルマスクは小さいサイズがなかったので、次男はゴーグルで。海パパは度付のマイゴーグルセットを持参。私と長男だけが借りました。無料です。
サムのチームのメンバーは中国人ファミリー1グループ10名様くらいと、日本人のファミリー1組3名様と我が家。
サムがおもしろい(かもしれない)ことを言っても、我が家含め「陽気に盛り上がろうぜ!」などという雰囲気はまるでないアジアなメンバーのスピードボートです。

はじめに行くのはカイナイ島。15分ほどでつくという話でしたが、25分くらいかかったと思います。
絶対無理だと思われた長男ですが、タイの酔い止めがすばらしい効果を発揮していて、全然大丈夫。むしろ私が厳しい感じでした・・。
スピードボートって老人子供には厳しい乗り物ですよね・・・・。全員が座席の上で飛び跳ねてました。

船の中で生ぬるい水が配られたのですが、これがミネラルウォーターなのに・・・まずい・・・・まずすぎる・・・(泣)。
数人が一口飲んで・・・そのままに・・・。このミネラルウォーターはペットボトルのものではなく、コップ上の上にプリンのようなふたがかぶさっているタイプのものだったのですが、揺れる船内でびしゃびしゃと周りにこぼれるので、窓から海に水だけ捨てようかと気をきかせた私ですが、窓の外に水を捨てた瞬間、スピードを上げて走る船の上では、その水が水爆弾となって隣席のチャイニーズファミリーのよりによってドン(一番偉そうな人)を直撃・・・・・。
きゃーーーーーー!!!!!アイムソーーソーーーリーーー!!!!激謝罪、平謝りの私です。(とっさに他人のふりをした海パパ(怒))

草の根の日中友好活動をしてしまった私ですが、ドンは無言で、私の手からコップを奪い取ると、そのまま海に・・・・・・・(汗)。
でも、彼はとてもいい人で、その後の船の乗降の際にも手伝ってくれたり、配られた果物をとってくれたり、むしろサムよりも気が利くすばらしい方でした。ファミリーを完全に仕切っていて、誰もがドンの指示を仰ぎ、彼の指示でうごいている様子だったのですが、その指導者オーラは軽くサムを上回ってましたね。ちなみに海パパはあっさり仕切られてました(笑)。

そんなこんなで、動揺しつつも到着したカイナイ島ですが、美しいーーーーー素晴らしいーーーーーーー南国ーーーーー!!!!!

一気にテンションがあがりました。一番乗りだったのか、他のお客さんはまだ誰もいらっしゃらず、島を独り占め気分です。
魚もこれでもかっていうくらいにいっぱいで、パンなんて必要なかったです。むしろ魚が集まりすぎて怖い・・。

ここに1時間くらい滞在するということで、一応、荷物を置くために150バーツでいすを借りたのですが、シュノーケリングに没頭してまったくいすには戻らなかったので、必要なかったです。みなさんそこらへんに適当においてました。

★サム

★休憩時間にビールのみまくりの船長(笑)

★きゃーーー美しい!!!

★足がつくところでお魚いっぱい!

★まだお客さん誰もきていません。さすがローシーズン。
       
★乗船するころには、他の船もちらほら来ていました。