ああっ!ひとつ書くのを忘れてました。

今回の旅行、我が家にしては、天気にも恵まれ、何度か家族のおなかの調子が悪くなりビオフェルミンのお世話になるも大事にはならず、「何?今までの運のなさをここで清算してるの?それとも神様が頑張っている私にごほうびでも?」と思っていたのですが、やっぱりそれなりにオチはありました・・・。

帰国した日のその夜に長男が発熱。熱はぐんぐん上昇し、夜中には40度を記録。
さすがに、親も8年目。子供の40度ってよくあるので、様子次第では動じません。でも!今回は明らかに超ぐったり。嘔吐下痢の症状もあって・・・。
「デング熱か?デング熱なのか?そういうオチなのか?」という言葉が私の頭の中でぐるぐるぐるぐるとめぐりました。
だって症状としてはばっちりデングだったんですよ~。

※ご参照:
国立感染症研究所感染症情報センター:http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k04/k04_50/k04_50.html
厚生労働省検疫所:http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2012/01261401.html

とりあえず、その日は日曜日で、夜は越せそうだったので悶々としつつも朝を迎えました。
朝、かかりつけの大きな病院に電話し、「タイから帰国して、発熱」と伝え、とにかく蚊に刺されないように長袖長ズボンで防備してタクシーで病院へ。
だって、もしこの地域でデング熱がはやるような事態になっちゃったら、ずばり感染源ですからね。最悪ですよ。
病院についたら、すぐ隔離です。
隔離する必要はない伝染病らしいのですが、とにかくアジアから帰国した人の発熱はその病院ではデフォルトで隔離みたいです。

でも、デング熱とかアジアに行く旅行者は知っていても、日本では全然メジャーじゃないです。
小児科の先生も医学書で調べ始めましたよ~。とにかく、血液検査。そうしたら肝臓の炎症反応の数値が高くて・・・疑惑は高まるばかりです。
とりあえず、デング熱の検査は普通の病院ではできないので、血清を即、しかるべき機関に送付してもらって、調べていただくことになり、いったん家に戻ります。
ちなみに流行地域のタイではデングかどうかその場ですぐわかるキットみたいのがあるらしいです。

その間も熱はずーーーーーーーーーーっと40度台で、ぐったりです。

結果がでるまで2日かかるということで、悶々とすごしていたのですが、翌日、長男の熱は下がらないのに、今度は次男も発熱!これまた40度までぐーーーんと伸びましたよ。

がーん!日曜に長男発熱、月曜に病院、火曜の夜に次男も発熱と・・・火曜の夜は二人ともデングの疑惑をかかえつつ、高熱で嘔吐下痢という、ちょっとした地獄。
シーツの洗濯がまったく間に合いません・・・。

しかし、翌日朝一で病院から電話があり、「デングではないらしい!」とのお話をいただきました。やったね!
でも、肝臓の数値が悪いので、また血液検査だけはする必要があるということで受診はし、2日後に再診となりました。
次男も長男と症状が似ているので、デングでない可能性が高いのでは?ということになり、とりあえず様子見で。
ちょうどはやっている夏風邪が熱の風邪だったみたいで、デングでなければ、その可能性が高いとのことでした。

ま、デングでなかったというだけで、私としてはかなりほっとしていたのですが、子供達、1週間発熱してました。ずっと高熱。食欲なし。
水分だけは無理やりとらせ、二人ともげっそり痩せました・・・。ちなみに海パパも具合悪かったです。

・・・・・・ええ。私だけが、まったく問題なし!
やっぱり我が家の虚弱男子たちにはアジアは無理なのかしらね~~~~~。というか遊びすぎだったのですかね?基本ホテルでだらだらしてただけなんですけどね・・・。
そんなこんなで、夏休み。8月前半は旅行で楽しんでいたのですが、後半は病気で1週間以上引きこもりという、メリハリのある夏休みとなりました。