深夜到着便のデメリットはいろいろありますが、費用面におけるデメリットとして、初日のホテルについて、ほんの数時間寝るための滞在でも1泊分の宿泊が必要ということが挙げられます。

今回のバニラエア深夜便の場合、エアポートエクスプレスの終電にも間に合わない時間の到着のため、中心部ホテルへの移動はタクシーか遠回り気味の深夜バスしかありません。
さらに、香港は成田のように手頃な価格のエアポート近辺ホテルがないんですよね・・・。

エアポート近辺ホテルの選択肢は三つ。
・空港直結のリーガルエアポートホテル
・評判のいい五つ星JW Marriott Hotel Hong Kong
・若干リーズナブルな四つ星Novotel Citygate Hong Kong


私が若ければ”空港での野宿”もしくは”バス&ネイザンロード沿いの安いゲストハウス”のいずれかを選択していたはずです・・・。

また、家族全員揃っていれば中心部ホテルを選択したと思いますし、今回も迷ったのですが、翌日到着予定の二人が「深夜に二人だけで空港からホテルに到着できる気がしない」と意味のわからないことを言うので、最悪の場合空港に迎えに行くことも考えて仕方なく2泊とも近くのホテルにしました。

空港から少しだけ離れた青衣にあるリーズナブルなものの口コミ評価の悪いホテルとも迷ったのですが、そこですと家族4人での宿泊はできず2日目は2部屋必要になるため結局2日トータルでの宿泊費用はあまり変わらない計算となりました。

結果として、夜中の入国で次男がぐっだぐだになっていたので、空港から少しでも近いホテルで助かりました。

当初は、「空港から上環フェリーターミナルに深夜バスで行き、早朝のフェリーで直接マカオへ」という無謀計画を考えていたのですが、我が家のチビ連れで実行しない理性が私にもわずかに残っていて幸いでした・・・。


今回のNovotel Citygate Hong Kongを我が家が選んだのは、空港すぐのエアポートホテル3つのうち、最もリーズナブルで、さらに、16歳以下の子供が常設ベッドを使う場合は2人まで無料というのが大きなポイントでした。

ただ、たまたま今回は運良くアップグレードで少し大きめのお部屋(ジュニアスイート)をアサインしていただき、かつエキストラベッドを入れていただいたので、4人でもなんとか過ごせましたが、通常のお部屋でエキストラベッドを入れないと、中学生連れは狭く感じるかなと思います。

でも、パパ&長男のホテル滞在時間は5時間程度でしたので、まあ私はどちらでも許容範囲ですね(あくまでも”私”は)。

部屋の中をうまく撮影できた写真がないのですが、こちらのサイト(→香港ナビ・ノボテルシティゲート)で詳細に紹介されているジュニアスイートのお部屋です。


ダブルシンクでした(全然写真に撮れていませんが)。ネスプレッソが楽しめるのが嬉しかったです。


部屋の窓からはプールが見えます。山も海も(写っていませんが)見えます。

ロビーは天井が高く広々としており、航空会社クルーなど、深夜まで入れ替わり立ち替わりチェックインのお客さんがいました。


Wifiはアコーホテルズの会員でかつホテルサイトからの予約の場合は無料なのですが、そうでない場合は有料というのが、ちょっと不便ですね。


こちらのホテルの非常に便利なところは、シティゲートアウトレットというショッピングモールと直結しているところです。

モールにはスーパーやコンビニ、レストランなどがあり何かと便利で、またモールを通って、MTR東湧駅まで行けるのもいいです。

空港との無料のシャトルバスもあるようなのですが、我が家は深夜着でシャトルバスの運行時間外だったため、タクシーを利用しました。5分で50HKD(750円)程度でした。

夜着のフライトや、早朝出発フライトなどの場合の香港旅行の初日や最終日のホテルとして、また香港ディズニーランドに行かれる場合のホテルとしても使い勝手のいいホテルだと思います。

今回は日本のお盆真っ只中、Booking,comからの予約で、食事なし&前日までキャンセル可能な条件で、1泊1室約22,000円でした。