無事定刻よりやや早めにハノイに到着しました。入国手続きもさくっと終わり、荷物はすべて機内持ち込みにできたので、受け取りもなく、さっさと移動です。乗り継ぎには2時間半くらい余裕がありました。
2014年末に完成したハノイノイバイ空港の国際線ターミナル(T2)。日本のODA447億円で大成建設と現地の建設会社ヴィナコネックスとのJVで造ったそうです。
大成建設は羽田の国際線ターミナルも造ったそうで、そういわれてみるとなんとなく羽田空港に似ているような気もします。新しくてきれいで立派です。
しかしノイバイでは国内線に乗り継ぎなので、やたら評価のいまひとつな第一ターミナルへ移動します。
事前のネット調べでは「ピンクのバス」という情報だったのですが、ピンクではなく黒いバスでした。とりあえずT1行きのFREEBUSとは書いてあったので、若干の不安を感じつつも乗り込みました。
出口を出て右の先のT1のシャトルバス乗り場です。
T1、国内線ターミナルです。
そしてセキュリティチェックをうけて搭乗ゲートにはいったものの、評判どおりの空間と両替をしていないことに気がついてまた戻ります。
セキュリティチェックの方に「なんで戻るの？」と聞かれ、とっさに「戻りたいから」と答えてしまいましたが、大丈夫でした。
エスカレーターで降りた1Fに両替がありました。
買い取り価格1円＝172ドン。とりあえず10,000円分両替しました。その後ホテルでも両替しましたが、170ドンだったので、レートはこちらのほうが良かったです。
10,000円で1,720,000ドン。他の方のベトナム旅行記などを拝見すると少し前までは200ドン以上だったので、わが国の通貨、確実に安くなっていますね！
現地ではタクシーなども含めて1,720kなどと表現されることが多いです。計算する際にはゼロを三つとって6倍して日本円価格の目安にしていました。
両替後、カフェでもないかなと探したのですが、1Fのカフェはなんともいえない薄暗い空間で、「喫茶室ルノワール」的な雰囲気を漂わせています。私の中のルノワールの位置づけは、「あやしげな取引が行われている場所」。ねずみ講的な何かとか、悪質な不動産取引、ドラッグ取引、宗教の勧誘などが行われてそう・・・（あくまで想像です）。
なので、エレベーターに乗り４階へ。ボタン近くにいた長男4Fのボタンを押すようにお願いし、私と次男はシースルーエレベーターの窓から空港を眺めます。しかし、気が着くとなぜか１階に戻っています。
我が家の長男はとっても、・・・何と申しますか一言でいうとスローなタイプです。
「もう〜ちゃんと押してよね〜！」
「え〜僕、ちゃんと押したはずなんだけどな～〜」
という会話のあと、もう一度4Fへ。
そして私と次男はまたシースルーの窓からながめ・・・そしてまたなぜか下っている！
「ちょっと～（呆）」
「え～押したつもりなんだけどな～おかしいな～」
そして、3回目にして気がついたのですが、このエレベーター、3Fと4Fを押した場合、3Fにとまると、押していた4Fの予約が消えるという最先端の斬新なシステムだったんですね。2回とも3Fで降りた方がいらっしゃったので、4Fの予約は無かったことになっていました。さすがです。今回は3Fで他の方が降りた瞬間に消えた4Fボタンをすかさずプッシュし、無事に4Fに到着しました。
どこか懐かしい雰囲気漂う、薄暗く、蒸し暑い4F。
「もう行こうよ・・・」（というかわざわざここに来たんですけど・・）という子供達の声に押され、結局またセキュリティチェックをうけて搭乗ゲートに戻りました。
そしてロビーの一角にちょっとテーブルを置いてみましたという感じのカフェで超空港価格のスイカジュースなどをいただきました。
スイカジュース50,000ドン（約300円）と紅茶35,000ドン（約210円）・・・・・。
乗り継ぎ時間は2時間半近くあったのですが、こちらでお土産やさん（といっても小さく他に誰も買っていない）をみたりしているうちに時間が過ぎました。
そして、おきまりのゲート変更・・・。ゲート変更がよくあるという話を聞いていたので、電光掲示板を何度もチェックしたのですが、搭乗するフライトがなかなか出てこなくて１０分前くらいにやっと表示されたと思ったら、ゲート変更。まあ、小さな空港なので大丈夫だったのですが。出発が遅れたのはやはり遅れた方がいらっしゃったからでしょうね〜。1ゲートから8ゲートに移動しました。
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