大変ご無沙汰しております・・・。
前回更新から半年以上経過してしまいました・・。皆様いかがお過ごしでしょうか?

私事になりますが(ってブログはすべて私事ですが)今年始めに母が倒れ、一命はとりとめたものの、リハビリ病院への転院など、ばたばたしておりました。
いつでも何をしても母のことが気にかかってしまい・・・気分は限りなくロー・・・。
いつだって私の味方で、誰より私を信じてくれた人なのに、いつまでたってもこんなちゃらんぽらんな娘で(T_T)・・・・・。

・・・という状況にもいつしか慣れ・・・人間いつ何があるかわからないからやりたいことはできるときにしておいたほうがいいなという都合のいい理屈により・・・旅行欲カムバック!


しかしながら、遠くには行けないのと、私以外の家族の旅行欲はもともと存在していないんですよね。

長男は部活の合宿やら友達との遊びやらで忙しくて母の相手をする暇なんてない。
友達との方がディズニーランドに行くのも数倍楽しいそうで・・・・・。

「家族で行くとさ、無駄な動きをするとイラつかれるじゃん。そういうのがやだ」だそうです!
友達とだと1時間でも2時間でも楽しくスマホゲームをしながら!並んでいられるが、親とだと、ゲーム時間を制限されたり、そもそも、ファストパスを取れとか言われるのがいやだそうです!

私は君に言いたいことがいろいろある。

だって!君たち(含むパパ)さ、ディズニーランド行って、朝一で入場するなり、ふらふらとカフェにはいったりするじゃないですか!そういうのがね、許せないんですよ!
何のための朝一?そしてその間、母はファストパスを取りに行っているんですよ!
この夢の国での1分1秒に一体いくらかかっていると!!(夢がない)

まあね、いいんですよ。
ディズニー行ってもスマホゲームしている時間のほうが長いとかね・・・。
それなら公園に行ってゲームしていればいいんじゃない?
「イマドキの若いもんは」とため息つかれていればいいんじゃない?

そしてパパ。彼はまたまた年度末ということで忙しい。
彼にも言いたいことはいろいろありますが・・・期待値はそもそもかなり低いつもりですが・・・もう・・・いいです・・・。


残るはやっぱり次男しかいない。
そんな次男の行きたいところはというと・・・・

「ママ!すごいところがあるよ!ゴルードースト。こえ〜。ここ行ってみたい」

現実にポケモン風味が加わっている世界に未だ住んでいる10歳。

「それ違う。ゴールドースト。ママも行きたい。むしろ住みたい。でも、今からだとオーストラリアに行けるほどの休み(もお金も)がないからね。もう仕方がないから群馬でも行く?」

「えーーーーーー全然行きたくない!」

うんママも。

ということで、群馬です。
なぜ群馬かというと、世界遺産富岡製糸場があるからですね。
世界遺産。
あれなんですよね。入試にですね、よく出ます。
テストで出るから行くとかね・・・邪道すぎるので言いたくありませんが、まあ普通に考えて、「なんだか最近疲れ気味。そうだ!ぱーっと気分転換に富岡製糸場でも行こう♪」とかいう流れはないのではないかなと・・・。

次男「世界遺産とかもういいよ。ホイアン行ったし」
私「うん、ホイアンはね、たぶんテストには出ない」
次男「じゃあ沖縄にしよう!首里城」
私「首里城ね。一応行ったことあるよ台風の時ね」
次男「全然覚えてない」
私「やっぱりね」

だいたいなんで富岡製糸場に行こうかと思ったかというと、君がこの前、”富岡製”紙”場”とか書いていたからなんですけどね。
糸、糸つくってましたよと。


近いし、いいですよね群馬。
でも車だったら近くて便利なのですが、車がない我が家にはややハードル高い行き先です。
電車でも行けるのですが、富岡製糸場だけ行って帰ってくるのも・・・でも近くの自然史博物館にも行くとすると行きも帰りも駅からタクシーか・・とか・・・。

そこで、目をつけたのがバスツアー!!

バスツアー・・・・・・・・私、苦手なんですよね・・・・。集団行動が・・・・。
みんなでぞろぞろ歩くとか・・・決まった時間に行動しなくてはいけないとか・・・。
でももうここはもう割り切って、耐えるしかないです。
個人だとできない盛りだくさんな内容ですし・・。

次男「行きたくない。バスの中でゲームすると酔うから電車のほうがまだいいよ・・」
私「ゲームしなければいいんじゃない?寝てれば?」
次男「そんなのつまんない!だいたい工場なんて楽しいことなんにもないじゃん!そんなとこに行くなら家でゲームしていたほうがまだいいよ」
私「まあまあそう言わずに・・・いちご狩りもあるし、こけし工房見学とかもあるし、うどんも・・日本三大うどんだって」
次男「こ・け・し・と・か・ま・じ・で・ど・う・で・も・い・い・・・・・・」

そんなこんなで、期待感高まるバスツアー、参加してまいりました!


バスツアーといえばはとバスですね。
なんかもういろいろ検討する気力がなくて、はとバス一択で、行ける日のツアーを選びました。
朝8時半池袋駅集合です!

私、いろいろと間違っておりました。

富岡製糸場・・・あえて行きたい人っているのかしら?くらいに思っていたんです。
春休みにあえて参加するのなんて同じような(子供の教育目的+車がない)ファミリーか老夫婦くらいかなと。

その推測はあながち間違ってはいなくて、一時期は混んでいたらしい富岡製糸場も「面白みがない」観光先として観光客減に悩んでいるらしいです。

違いました!全然違いました。
子連れなんていませんでした。

我が家が参加した日のメイン層はかわいい大学生or新人社会人?らしい明らかに20台前半の初々しい輝きを放つ女子グループだったんです。
私、世の中には、休みの日にわざわざバスツアーで富岡製糸場に行ってしまう女子グループが存在していたという事実にある種の衝撃を受けました。
おそらくとても性格の良いお嬢様方なのではないでしょうか。
あれですね、婚活中の男性は地味なバスツアーに参加してみるともしかしたら素敵な出会いがあるかもしれないです・・・・。

それから若夫婦。若い、ご夫婦です。
可愛い奥様と旦那様という組み合わせが2組以上いらっしゃいました。

もう、本当に、大変申し訳ございません。
私、彼女くらいの年代のときに、「バスツアーで富岡製糸場行こう」とか言われたら、たぶん「は?」って思ったと思います。

たまたま食事時にお近くに一組がいらっしゃったので、様子を密かに伺っていたのですが、奥様、普通に「美味しいね〜」なんて嬉しそうにおっしゃっていて、本当にね、心が洗われました!
私、旦那様に「こんなに気立ての良い奥様はそうそういないので大切にするがよい」と言いたかったです。
スーパー余計なお世話ですね。

私も、そういう女子になりたかったです。


今回のツアーの日程は以下の通りです。

池袋駅東口⇒関越道⇒群馬イチゴ狩り⇒水沢観音⇒万葉亭(水沢うどん昼食)⇒卯三郎こけし工房見学⇒こんにゃくパーク⇒富岡製糸場⇒池袋駅東口

あまり、ご興味のある方もいらっしゃらないかなと思いますが、記録してみたいと思います!


目次
2018/バスツアーで行く富岡製糸場旅行記 前編
バスツアーで行く富岡製糸場旅行記 中編
バスツアーで行く富岡製糸場旅行記 後編