胃袋の中で、いちごとうどんが、めでたい紅白のハーモニーを奏でている状態で、続きましては、卯三郎こけし工房見学です。

「お腹がいっぱいで苦しいから、バスの中で待っててもいい?」などという次男をなだめつつ、工房の中へ。

まず、こけしとか・・・、もう本当に文化的素養がない発言で恐縮至極でございますが、私、お土産にいただいたら、困惑を隠せません。
私の中では、木彫りの熊やニポポ人形や天狗のお面と同じくくりにあると申しますか・・・。

ですので、期待度が低いというよりは、むしろ学校の社会科見学のような、惰性的な義務感だけで参加しているという心持ちでした。
工房よりも、なぜかつまれている赤まむしドリンクのダンボールが気になるというような・・


しかーーーーーーし!!

・・・・・え?ちょっとまって、なんで君ここにいるの?・・・・・・。

この長年の親友にあったときのような驚き!

卯三郎さんこけし、私、すでに出会ってました!渋谷で!

リサ・ラーソン好きの友達へのプレゼントとして、かつて購入してましたし!

いやいや、まさか君が卯三郎さんこけしとは!

事前にもうすこしバスツアーの内容について調べていれば、もっと心の準備ができたのに!

リサ・ラーソンのミンミのシリーズもライオンまで全部そろっていたり、それ以外にもサンタや天使のシリーズもとてつもなく可愛くて素敵で、もうどうしましょうという状態に。デザイン性はもちろん木の温かみがあります。


しかも、次男までノックアウトされたらしく、「お年玉全部もってくるんだった・・・ママお金貸して?」とまで言いはじめる事態に。

彼の任天堂switch購入に向けた大事な貯金を使いたいとまで思わせたこけしがこちら!

結局集合時間になってしまい決断できなかったのですが、今、後悔しております・・・。
家でAmazonや楽天でチェックしてじっくり検討して購入すればいいかなと思ったのですが、ネット世界には欲しかったライオンはなく・・・。天使のシリーズなどもここでしか手に入らない物が多いようです。

まあ実家の片付けなどをしておりますと、日本全国&世界各地で購入したらしい置物の数々が半世紀を生き抜いて出現するのですが、父がいちいちその思い出を語りだしたり、なんだったっけとか調べ始めて、片付けが一向に進まず、気が遠くなりそう・・・そういう中において、目のあるものは非常に捨てにくいわけですよ。
だから、私のこころを鷲掴みにしているこのライオンも、息子たちを将来悩ませることになるのではないか・・・とか、もうね、短時間の間にそこまで考えました・・・。


そんなこんなで、伊香保での観光を終え、後ろ髪を惹かれつつ、本日のメインイベント富岡製糸場へ向かいます。

富岡製糸場では、ボランティアガイドさんがツアー一行を案内してくださいました。

皆さん真面目にガイドさんの話に聴き入っています。

かなりいろいろと歴史の勉強になりましたが、それはまあ割愛するとしまして(ご興味ある方は富岡製糸場の公式サイトでどうぞ・・)、私と次男が最も興味深く感じられました点は、以下の通りです。

富岡製糸場は明治政府に雇い入れられたフランス人のポール・ブリュナの指導のもと、西洋の技術を取り入れた官営模範器械製糸場です。

ブリュナは2人の検査技師と4人の工女という6人の技術者を連れてきたのですが、まず、二人の男性技術者、ベランとプラー。
横浜に遊びに行ったりして、無断欠勤を繰り返したため早々とクビに・・・
さらに4人の工女も、ホームシックになったり病気になったりして、全員契約満期を迎えることなく帰国

国を挙げて迎え入れられているのに、この適当な感じが・・・いや〜いいですね・・・。

現在のフランスは週35時間労働、夏休みは1ヶ月の国ですが、近年KAROUSHIが問題になっているそうです。
グローバル化による競争の激化や求められる生産性の高さなどのプレッシャーがあるようですが・・・。

まあでも、我が夫がいまさら7時間で帰宅するような生活になったら、それはそれでまた違った意味でストレスが生じそうではありますが・・・。主に私に・・・。

もう一点はブリュナがワインを飲んでいるのを見た日本人によって、「富岡製糸場では生き血をすすられる」という噂がたち、工女が集まらず、操業が半年遅れたという点です。

「あそこは絶対いっちゃだめだ。西洋人に生き血をすすられるぞ!俺はこの眼で見たんだ!」
みたいな感じで広まったんでしょうかね。噂って怖いですね〜。

まあそんな私も、「ああ野麦峠」という映画について勝手に富岡製糸場がモデルだと勘違いしていて、女工哀史的なものを想像していましたが、実際はかなり恵まれた条件の女子憧れの職場だったようです。

たいへん勉強になりました!


「もうこのまま帰っても心残りはないかな」くらいに満足しているところで、最後は、富岡市で、世界遺産富岡製糸場を抑え、人気NO1という観光施設こんにゃくパークです。

ここは、こんにゃく工場が経営しているのですが、2つのこんにゃく製造ラインの工場見学のほかに、なんといっても無料のこんにゃくバイキングが人気です。太っ腹ですね!
それ以外にも足湯はあるしセブンイレブンはあるし、高速に乗る前にぜひ立ち寄りたい施設です。

そのこんにゃくバイキング、休日はかなり混雑するようなのですが、団体用の別ゾーンがあり、団体客が重なっていなければ比較的スムーズに入れるそうです。

しかし、ここへ来て次男の様子が変です。
案の定・・・バスの中でのゲームやりすぎにつき・・・酔いました・・・。

やっぱり!
「・・・だからママ言ったよね・・・」
という言葉を投げつけてしまう鬼母・・・。。

「何も食べたくない・・・」
ということでしたので、母だけがそそくさと気分だけ味わい、手早くお土産を購入し、残りの時間は足湯で過ごしました。
ゆっくり足湯につかることができてよかったです・・・。


そんな次男も帰りの車中で爆睡し、池袋につく頃には完全復活。
バスの中でゆっくり休めましたので、遅い時間になりましたが、池袋から自宅までも滞りなく帰宅することができました。

今回のバスツアー、
大人料金 10280円 子供料金は 9280円でした。

池袋-上州富岡間の普通電車運賃は片道約3時間、往復運賃大人約6000円(子供3000円)
大宮-高崎間で上越新幹線を使用すると、片道約2時間往復運賃大人約11000円程度です。

子連れの場合、公共の乗り物ですと交通費は半額ですが、バスツアーの場合はそれほど割引がないので、お得感は若干薄れるかもしれません。

池袋から富岡までは西武の高速バスも出ていて、これがとてもリーズナブルなので、当初はこれで行こうかなと思ったのですが、高速のバス停からの交通の手配などなどを考え、今回はツアーにしてみました。

参加してみると、想像よりもずっと快適で、かなり楽しめました。
バスツアーってなかなかいいですね。

また参加してみたいです!

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