日帰りバスツアーのほかには、特筆することのない毎日を過ごしている間に春休みが終わり、なんと世の中はGWに突入しようとしております!

GW!!海外旅行、国内旅行、いいですね〜〜〜〜〜!!!
周囲の方とGW旅行のお話になりますと、たいてい「でも混んでるし。旅費も高いしね〜。結局疲れるのよ」な〜んていう、なんと申しますか、世渡りの様式美を付け加えてくださいますが、もう、それもすべてひっくるめて、うらやましいですよ!
たまに「そうなの、すっごい楽しみ!Youは休みなのに旅行に行かないの?Why〜?」(by外国人)などと本音で語られてしまいますと、ほんとなんで休みなのに旅行に行けないのだろうと、考えないほうが幸せかなっていう無駄な問いかけを自分にしてしまいますからね。


そんな中、未だ春休みの話で恐縮です。

春休みのある日次男が、

「そういえばさー、スカイツリーっていつでも登れるらしいよ?」
・・・・と(今更の)大・発・見!

私 「そうなんだ~登ってみたい?」
次男「うーん。それほどでもないけど、登れるなら登ってもいいな」
私 「その程度なら登らなくてもいいんじゃない?登りたくてたまらない!っていうんじゃなければさ」
次男「登りたいといえば登りたいな・・・」
私 「そういうんじゃなくてもっとこう、登りたい!っていうのはないの?」
次男「登りたい・・・・」(無理やり)
私 「そう・・・・それだけ登りたいって言うなら登ってもいいですけれども~~」
・・・という押し付けがましいやり取りの末、行くことに決定。


今まで何度かスカイツリータウンには行ったことがあったのですが、彼はあの塔を今まで何だと思っていたのでしょうか・・・。
もしかして、私の「今日は(ママの予算上の都合から)登れないらしい」というその場しのぎの発言を真に受けていたのでしょうか。

だってただ高いところに登るだけでお金がかかるんですよ?
東京を見下ろしたいのであれば都庁でいいんじゃない?って思うんですよね。

でもまあ母といっしょに見下ろしたいと言ってくれるのもあとわずかよねと思い、行ってまいりました!

スカイツリー展望台へ!


春休みの土曜日でしたので混むだろうと思い、朝一番、8時少し前に行きました。
当日券を購入するのに10分ほど待ちましたが、それ以外は特に待ちませんでした。

スカイツリー天望デッキ 350m
大人 2060円 小学生 930円
天望回廊 450m
大人 1030円 小学生510円


エレベーターは4台あり、それぞれテーマが春・夏・秋・冬になっています。
今回は行きは春、帰りは夏でした。
夏の花火をイメージした江戸切子が綺麗です。
エレベーターの速度が早く、耳抜きが必要でした。


いよいよ天望デッキです。さあ思う存分東京を見下ろしましょう!

次男「建物がブロックみたいだね」

いつも思うんですよね。私。

東京にはこんなにいっぱいビルがあるのに、なんで私、このビル1つくらい持っていないのかしら?ってね・・・・。

見える景色を照らし合わせた地図パネルがあり、分かりやすかったです。


奮発して?天望回廊にも行くことにしました。
天望デッキから乗るエレベーターが扉と天井がシースルーになっていて、内部の構造を見ることができて面白かったです。

さて、+1000円に、どんなめくるめく素敵な出来事が待っているのか?
期待感が高まりますね。

ばーん!宝塚歌劇!!!
エレベーターが開くと真正面に宝塚のパネルです。
5月13日まで「宝塚歌劇 in TOKYO SKYTREE®」というイベントが開催されていました。


次男「なんで女が男の格好をしているの?」
私 「なんでだろうね〜」
次男「きもいんだけど」
私 「ちょっとさーー自分の理解できないことをすぐ”きもい”とか言わないで。語彙が貧弱すぎるよ!女性が演じるからこその理想というか、男らしさというかね。そういうのがいいんじゃない?歌舞伎だって男性が女性を演じるとかあるでしょ」
次男「だってさー男の役なら男がやればいいじゃん」
私 「そういうものじゃないのよ。女性がやるからこそ夢があるっていうかね。理想の男性を投影してもおかしくないっていう。男性がやるとちょっと格好つけすぎみたいなことでも素敵だわ〜みたいなね」
次男「キモ」
私 「ちょっと!君はまだわからないでしょうが、女はね夢をみたいの!」
次男「ママも?」
私 「みたいよ!ママの人生もさ、ほら・・・こんなだし・・・結婚した人も・・・パパだよ・・・・・・?そんな人生でもね、夢を見ることで楽しく生きられるわけ」
次男「わかった!宇野昌磨だ!」※注:私、オリンピックで宇野昌磨選手にはまりました・・・。
私 「まあそれはちょっと違うんだけどね・・・・。昌磨くんはママの中に残っていた全母性本能を刺激してくるっていうかね。。。」

天望回廊の記憶は景色よりも宝塚しか残っていないです・・・。

高さの近いもそれほど感じなかったような・・・。ただ、天望デッキは朝一だというのに大混雑だったのですが、天望回廊はそれほど混んではいなかったので、ゆっくり見下ろしたい方にはいいかなと思います。


天望回廊を下り、天望デッキのカフェで次男の要求により、ソフトクリームを食べることに。

ソフトクリーム430円の価格形成について語り合います。

「原材料費が30円くらいだとして、人件費で100円くらい?それ以外にカップ代やら場所代などなどかかるとしても普通のソフトクリームと比較すると高いよね。でもそれはこの場所で下界を見下ろしながらこのスカイツリーウェハースつきのソフトを食べることに対して価値があるという判断をしての出費なので、下界をよく眺めないと意味がないよね」

次男「・・・・そこまで言われるなら、別にここで食べなくてもよかった・・・・」

はっ!

次男が将来デートでこんなことを言う男になったら最悪なので言動には気をつけなければ・・・・。

私 「こういうことって、ママは言ってもいいけど君はそういうことを言うと嫌われるよ」
次男「そんなのわかってる。やな感じってことくらいわかる

自分の言動の感じ悪さを指摘されつつも、展望を楽しみました。


お約束のガラスの床です。近くの女子たちが「キャー怖い」とか言っていて可愛いです。


なんだかんだ言いつつも、たっぷり天望デッキを堪能しました。
眺めはとてもいいので、空いている日の夕方頃に行って、夜景をみるのもいいですね。
私達は8時過ぎに登りましたが、降りてきた頃9時30分頃?には大行列でしたので、混雑する日は朝一がおすすめです。

その後、スカイツリー内のショップでお土産などを見ながら、10時の開店時間を待ち、ソラマチに立ち寄りました。

次男がポケモンセンターに捕捉されてしまい、小一時間をそこで過ごすことに。
でも、「僕ここにいるから、ママは自由に見てきていいよ」と上から指示されたので、自由に買い物ができました。

次男はポケモンセンターでカードゲームをしたり、カードを選んだり、グッズを選んだりしていた様子で、散々迷った末に、ポケモンカード5枚とピカチュウマグを入手していました。

一日に何度かピカチュウが登場する時間があるのですが、ちびっこたちに混じってその時間を待っている小5っていうのも、ちょっと幼すぎるのでは・・・?と思わなくもないですが・・・。

毎日このマグを使っているのですが、兄が勝手に使うと激怒するくらいには気に入っているようです。


ソラマチは今まで子供に急かされてばかりで落ち着きませんでしたが、下町らしい特色あるお店も多く、面白いです。
地方のアンテナショップも幾つかあって楽しい!

外国人の方がお土産を選ぶのにもとてもいい場所だと思います。


フードコートで昼食後帰宅しました。

さくっと半日程度だったのですが、観光気分も味わうことができて、思っていたよりも楽しかったです。
GWは展望台は混雑しそうですが、ソラマチだけでも楽しめるので、浅草観光のついでにでも立ち寄られるのもいいかもしれません。
楽しいGWになりますように。