年末、年賀状書きや大掃除や買い出しといったことから逃避し、ブログを書いております・・・。


浅草寺⇒ソラマチの穴場2か所に寄っているわけですが、時間的にはやっとお昼くらいなんですよね。
ランチをぜひソラマチでと思っていたのですがどこも行列でしたので、下町情緒あふれる蕎麦屋さんかなにかないかしらねと探しつつ、街をさまよい、結局まさかのジョナサンでランチ・・・・。ファミレスって落ち着きますよね・・・。

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ジョナサンで浅草文化観光センターでいただいた下町マップを見ながら、近くに「たばこと塩の博物館」があることに気がついたので、行ってみることにしました。これ昔渋谷にありましたよね。

倉庫街に現れるモダンな建物。

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がっらーーーーーーーーん。またもや穴場を発見です
もしかして、この年末の忙しい時に、たばこや塩への興味を追求している人がいないってだけで、普段はもっと混んでいる感じなのかもしれませんよね。

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クイズで「塩博士2」にチャレンジします。「塩博士1」はなかったです。

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塩の世界へ行きます。

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岩塩

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基本、来館者はほとんどお見掛けしなかったのですが、我々の近くに、なんかもう初々しい感じの、学生っぽいカップルがいたんです。
・・と申しますか見渡せる範囲にこのカップルと我々しかいなかったんですけど。

よりによってこの二人が美男美女で、本当になんというかもう素敵なんですよ。
美男美女なのに、なんかすごい楽しそうなんです。

イケメン「すごいね~。塩~。」
美人「こんなふうに作るなんて知らなかったね~」
みたいなこと言ってるわけです。

ちょっとちょっと・・デートコースになぜここを選んだのかな。
ねえ本当にすごいって思ってる?もしかして専攻が塩とかたばこ関係とかですか?

もし本当はつまらないのに演技で楽しそうにしているのだとしたら二人ともオスカー狙えるくらいの自然さで楽しそうにしているんです。
二人でいればどこでも楽しいってことなのかもしれませんけどね・・・きっと。

我々が、
次男「これ塩だって・・・なめていい?」
私「絶対やめて!」
次男「爪でちょっと削ってもいい?」
私「ダメに決まってるでしょ!」
次男「ちょっとしょっぱい・・」
私「何した?・・ねえ何した?
みたいな会話を交わしているときに、二人の間にはなんかキラキラした「塩って素敵だね~」みたいな空気がながれているんですよ。
※注:次男は岩塩を触った指をなめたらしく、岩塩そのものは舐めてないです一応。

なんかもう二人とも素敵すぎて抱きしめたい!
もう結婚したほうがいい。君たちはこのまま結婚した方がいいよ。結婚しなよ!おばちゃん応援しちゃうよ!・・と勝手に胸を熱くしておりました。たぶん、あと2,3年したら、実際にそう口にして、飴とかあげている段階におばちゃんレベルがアップしていると思います。

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ああ。。私にもそんな初々しい時代があったのかな・・・思い出せない・・・。
私も若い時はもっと純粋でしたけど、たばこと塩の博物館をこんなに楽しめるほどには純粋ではなかったです。

たぶん「この博物館絶対赤字じゃない?。JT増益だからいいのかな・・・」みたいなことを言ってたに違いありません。
でもって相手も「もともと渋谷にあった博物館の土地建物を売却したわけだからとりあえず採算は・・」とか言ってそう。

私、ちょっとやり直したい。いろいろやり直したい。
瞳をキラキラさせて「塩ってすごいね~」みたいに言えるところから人生やり直したいです!

そういえば、昔、海パパと新婚旅行のハワイで、ホテルプールで近くにいた外国人夫婦から、
「君達ハネムーンだよね?わかったよ。おめでとう。とってもビューティフルなカップルだよね」と言われたことがあったんですよ。
そんなこと言われたの後にも先にもその時だけなんですけど。
その時の私達・・・
私「・・・ビューティフルカップルって・・・ビューティフルなのは私だけだよね?
パパ「・・・たぶんタイムシェアとかのセールスなんじゃない?」
・・・っていう会話が・・・あーー新婚時代までさかのぼってもなんか全然彼らに近づいていない。

たぶん彼らだったら、「ありがとうおばちゃん!」みたいな感動的な反応が返ってくるはず。
でも「君たち結婚した方がいい」とかあまりにも唐突だから、ここは職業は占い師っていうことにしようかしら、そういえばこの前友達がいきなり「マヤ暦占い」の研究を始めていた・・・。

・・・みたいに思いは千里を駆け巡っていました。

マヤといえば、マヤ遺跡に残されているタバコを吸う神様の展示もありました。

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あまりにもカップルのことが気になりすぎて、展示に関してはあまりよく覚えていないのですが、たばこに関する展示は世界の交易の様子や日本の文化などの紹介があり、なかなか面白く勉強になりました。

たばこって不思議ですよね。世界中に広まって、歴史的に何度も禁止令などもだされてきたのに、なくならないということはそれだけ中毒性が強いということですよね。税金も高く、体にも悪いとわかっていてもその理性を超越する中毒性って怖いですよね。でも売る方にとっては中毒性があるって最高ですよね。

・・・という、JTの施設で口にしてはいけない思いを胸に抱きつつの見学でしたが、カップルは「このキセルの形面白いね~」と相変わらずのキラキラした好印象をふりまいておりました・・・・・・もしかして、私たち、二人の時間を邪魔してました?もっと離れていた方がよかったですよね。


とりあえずカップルに別れを告げ、我々はミュージアムショップ(http://www.jti.co.jp/Culture/museum/info/shop/02/index.html)に立ち寄りました。
こちらのミュージアムショップは、各国の塩や雑貨などが充実していて面白かったです。
「火打石」セットがすごく欲しかったのですが、たしか3,800円くらいだったので我慢しました。

長男とパパのおみやげにと塩飴を購入したのですが、これが予想外においしくて、帰る道々二人で「味見」しているうちに、半分に減ってしまいました・・・。
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・・・これはまずいんじゃないかなということで、帰りに近所のスーパーでごく普通の1パック100円くらいのお団子を購入。
家でちょっとあぶってお皿に載せてみたところ、普通に喜んでいました・・・・。
「こういうお団子って浅草っぽいよね!」なんて言ってる長男。沈黙する私と次男
私は親として一体何を次男に伝えているのかな・・・。

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「たばこと塩の博物館」
ソラマチへ行かれる際に、足をのばしてみてはいかがでしょうか。年始は1/5~だそうです。