さて、5日目の朝です。翌日は帰国するだけですので、実質的に最終日です。
朝食後、今日こそ、世界遺産観光に行くことにしました。

旅行サイトの口コミなどにもよく書いてありましたが、グランドラパのスタッフは皆さんとてもフレンドリーで親切だったのですが、セナド広場行きタクシーを呼んでほしいとお願いしたところ、こんなものをいただきました。

主要観光箇所が中国語と英語で書かれている名刺サイズのシートです。
マカオのタクシーの運転手さんは英語がわからないことが多いそうで、これは便利です。


世界遺産に登録されたマカオ歴史地区には、世界遺産とされる建物や場所が30あります。
ツアーやガイドブックなどでは”30ヶ所完全制覇プラン”などもよく見かけますし、私もぜひとも制覇したい気持ちでいっぱいなのですが、それほど興味がないその他3人を、命の危険を感じる暑さの中連れまわすのは、お互い苦痛なので「なんとなく雰囲気を感じることができればいいかな+マカオ博物館」という程度に目標を下げました。

タクシーでセナド広場に到着。この石畳が美しく、雰囲気あります。


極力日陰を歩きながら、マカオ博物館に向かう途中、聖ドミニコ教会がありましたので、見学しました。

上階には宝物宗教博物館がありました。

義務的についてきている息子二人でしたが、ここで、彼らの知っている?人物に遭遇。

いごよく(1549)広まるキリスト教。彼の名は、フランシスコザビエルですね。
マカオのコロアン島の方にはザビエルの遺骨が保管されている聖フランシスコザビエル教会もあるらしいのですが、こちらの聖ドミニコ教会にもザビエルにまつわるものがいろいろと展示されていました。
息子達、
「ザビエルだ!」
「まじか。本当にいたんだね」
などとと驚いていました。ザビエルが実在したことを確認できただけでも来て良かったです。


その後、いろいろと私が見たかった場所を横目に見つつ、あきらめて.聖ポール天主堂へ。
途中に土産物屋さん等お店もいろいろとありました。

聖ポール天主堂は前面の壁だけが火災によって後部が焼け落ちて、前面の壁だけ残っているのですが、ファザードの彫刻にもフランシスコ・ザビエルのお姿をみることができます。裏手地下にある天主教芸術博物館にも宗教美術品が展示されていました。