香港歴史博物館を堪能し、いよいよマカオを目指すことにしました。
マカオ側のフェリーターミナルはアウターハーバーターミナルと、大型IRホテル群に近いタイパフェリーターミナルがあるのですが、今回は昔ながらのマカオホテル滞在のため、アウターハーバーターミナルを目指します。

尖沙咀にいたので、尖沙咀の中港城フェリーターミナルから乗るほうが近いのですが、休日だったこともあり、本数が多い上環のフェリーターミナルから乗ることにしました。もしかしたら上環のキャットストリートという骨董やガラクタを扱っているお店のある通りにいけるかもしれないという淡い期待もあったからなのですが、結局行けなかったので、中港城まで歴史博物館からタクシーで行った方がよかったと思います・・・。
MTRで尖沙咀からまたまた中環に戻り、乗り換えて上環へ行ったのですが、中環での乗り換えはスムーズで上環のフェリターミナルは駅直結なので便利でした。


観光の時間が読めず予約をしていなかったこともあり、チケット購入の列に並びました。チケット売り場はかなりの行列だったのですが、ここで”順番を守らない方々”のお姿を間近に拝見!なかなか真似ができないですね。やっと順番が次に回ってきたと思っていたら、前の方が受付の方ともめにもめていて、そんな前の方の様子に業を煮やしたのか、私の後ろに並んでいた方が違う列の一番前に割り込むというカオス。

後ろの方で待っていた息子たちから「ママ、”横入りしないで!”って言えばよかったのに!」と言われたのですが、この場で必要なスキルは”自らも横入りする度胸”でしたね。綺麗事では生きていけないんだなと・・・・・。
1時40分頃に到着したのですが、30分くらい並んで購入したエコノミークラスのチケットは3時35分発のものでした。

噴射飛航(ターボジェット)で、運賃は大人1人177HKD(約2600円)です。

まだ一時間以上時間がある!もうこれはキャットストリートに行くしかない!と思ったのですが、他の家族が同意するわけもなく・・・。家族を残して私一人で行ってこようと思ったのですが、次男があぶないとかなんとかぐずぐずし始めて、面倒な感じになってきたので、やめました。
しかたなく、家族をマックに残して、チケット売り場のあるソンタックセンター内のお店をぐるぐる見て回りました。スーパーなどもあって、それなりに楽しかったです。


フェリーターミナル内のマックで長男に”はじめての(海外・英語・外貨)注文”をさせてみました。
英語といっても、ただ、欲しいものを指差して単語で伝えているだけで、かつ、金額は手のひらに広げた外貨を相手にとってもらうという・・・それでも買えて嬉しかったようです。

飲食店は他にもいろいろあり、一番人気はマックで席も空いていないのに対して、空いているところはお客さんが誰もいないという極端さだったのですが、あれはなんだったのでしょう。


マックで休憩後に早々とチェックインしたのですが、それほど時間がかからないと聞いていた出国手続きが長蛇の列だったので、早めに手続きしてよかったです。前のフェリーに空きがあれば乗せてもらえるらしいのですが空きはなく、予定通りのフェリーに乗船しました。息子たちには酔い止めを飲ませました。長男は非常に乗り物酔いしやすいタイプなのですが、成長するにしたがって、酔わなくなってきているようです。

席は、フェリーの待合室で席の番号のシールをもらう方式で、私は渡されるがままだったのですが、次の方がみなさん好きな場所を指定していたので、指定できたのかもしれません。

行きは写真のターボジェットだったのですが、帰りはタイパのフェリーターミナルから直接空港に行くルートで、金光飛航(コタイウォータージェット)を利用しました。帰りのコタイウォータージェットの方が同じクラスでも微妙に高級感がありました。

一時間のフェリーの旅。私以外の三人は寝ていましたが。私は眠れずガイドブックを熟読。
香港もマカオも屋内はどこもそうでしたが、フェリーの中も、凍えるような寒さでした。