2泊3日の旅行最終日の朝にして初めて”函館の食”を意識した朝食をいただくことになりました。
レビューなどでもなかなか好評なので楽しみにしていたホテルの朝食ビュッフェです。

和食のみと和食と洋食が選べ、会場が異なります。サラダやデザートなどはごく普通でしたが、和・洋とも品数が豊富で楽しめました。いくらもかけ放題です。朝から海鮮どんぶりを作れます。ドリンクの種類も豊富でした。高級!豪華!というものではないかもしれませんが、北海道、そして地元函館の食材を楽しめるよう工夫されていました。

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ま、”豪華ではない”なんて偉そうに申し上げましたが、かつてごく稀に宿泊したことがある高級ホテルと比較しての話であって、我が家基準では超豪華です。私なんて目移りしてテーブルの周りを2周くらいしてしまいました。


さて、そんなバリエーションに富んだお料理から好きなものをピックアップした我が家の偏食児童のお膳はどうなりましたでしょうか。

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・・・・・・・・・・・なんでしょうか・・・・これは・・・給食・・・?。

メインはジャガイモ&カボチャサラダ・・・。確かに北海道の食材ではありますが・・・。

次男は寿司ネタの中ではイクラが大好物なんです。せっかく食べ放題のイクラがあるのに!

「朝からイクラっていう気持ちじゃない」とか言ってましたが、確かに普通に考えると朝からイクラは少し重いです。でも、ここは個人の好みとか気分とかではなく、食材の価格で考えるべき場面かなと思うんですよね。

ここでいくら丼を食べずにいつ食べるの?


そして私のお膳です。写真が今ひとつなので、こちらもあまりビュッフェの良さをお伝えできないかなと思いますが、こんな感じのお膳を種類を変えて3膳ほど頂いています・・・。体重等に関しましては、ありのままの自分を受け入れる方向へと最近何かが吹っ切れました・・・。

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ゆっくり朝食をいただき、チェックアウトです。

帰りの飛行機は15時函館発でしたので、また函館市街に行くこともできたのですが、次男がポケモンの力を持ってしても乗り気ではなく、さらに、休む予定だった東京での夕方からのサッカーにやっぱりどうしても行きたいなどと言い出しまして、12時台の便で帰ることにしました。

「早めに帰ってやっぱりサッカー行きたい」とか言い出すこの日常感は何でしょうか?。

私にとっては飛行機に乗るなんてワクワクする非日常の出来事なのですが、次男にとっては”ちょっと早い乗り物”程度、急行電車のような扱いです。今回はマイルなので無料のような感覚ではありますが、一応使用した30,000マイルは最低でも30,000円の価値が・・・などと即座に頭の中で換算してしまう自分が悲しいですね。


湯の川温泉は空港までタクシーで10分程度と非常に便利な立地です。ただ、今回感じたのは、夜遅い便での到着や朝早い飛行機の場合には便利ですが、観光することを考えると、湯の川温泉には温泉以外の観光スポットはあまりないので、我が家には函館市街のホテルの方が便利でした。函館は函館市街も空港から遠くないのが便利ですよね。

ホテルには、空港に先に荷物だけ送ってくれるサービスもありましたが、午後1時過ぎの便が対象だったので、今回は利用しませんでした。身軽になって観光ができるので、これも便利なサービスだと思います。


今回は、空港に直行するのも心残りなので近くにあるトラピスチヌ修道院に立ち寄ることにしました。ホテルからタクシーで1,700円程度の距離でした。

トラピスチヌ修道院は明治31年にフランスから派遣された8人の修道女が設立した日本初の女子修道院です。
次男は100%興味のない場所なのですが、私が興味があるので行ってみました。

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美しいレンガ造りの建物と綺麗に整備された庭園に、世俗にまみれた私も心が洗われるようです。
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旅人のための御聖堂もあり、お祈りができます。なんとも、静かな心持ちになりますね。次男も何か隣で祈っていましたが、「ポケモンの・・」というつぶやきが聞こえましたので、あえて聞かないことにしました。
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宗教施設なので、「お静かに」との注意書きもありましたが、観光ツアールートに組み込まれているようで一部静かとは程遠い雰囲気に・・・。
私も海外に行って、その国の風習を知らず失礼なことをしていないか注意しないといけないなと思いました・・・。

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売店でマダレナとクッキーを購入しました。売店のそばに修道院での生活が紹介されている小さなスペースがありました。
年を通して、毎朝3時半に起床し、1日は祈りに始まり、読書、ミサ、労働、食事、そして祈りに終わる自給自足の共同生活。夜は7時45分に就床だそうです。

展示物の中に修道院を取材された方のお話があったのですが、「傍目には厳しい毎日を送っているように見えるが、彼女達に苦しみはなく、信仰心と毎日の規則正しい生活により、精神的に充足している」というようなことが書かれていました。農作業をされている様子の写真はまるでミレーの「落ち穂拾い」の絵のようでした。


私は死んだらハワイの海に散骨して欲しいと思っているくらいで、クリスマスも楽しめば初詣にも行きお盆も意識しつつハロウィンにもかぶれちゃったりしている特段の信仰というものがない人間なのですが、世界は宗教による対立や争いが絶えませんよね。
宗教に関して表立って話すことはタブーなのかもしれませんが、周囲では、祖母がクリスチャンで80歳を過ぎてエルサレムに一人で巡礼に行ったり、大学時代に知人が新興宗教にはまったり、特に信仰心があったようには思えない義母が戒名の長さにこだわったり・・・、私にはそういう人の心の動きが興味深いです。

だいたい、わざわざ日本に来てこの寒い函館になぜ修道院を作ったのでしょうか。そしてシスター方はどうして修道院に入会しようと考えたのか・・・。

この庭園に神聖なものを感じる自分の心の動きも不思議です。

修道院のお庭を見学させていただくだけの場所ではあるのですが、私は色々と考えさせられるものがあり、行ってよかったです。

そんな物思いに耽る母の心の動きを特段感じ取ることもなく、次男の心は隣接の市民の森の売店のソフトクリームへと一直線です。


トラピスチヌ修道院と隣接して函館市民の森があります。その売店でソフトクリームが販売されているのですが、これが濃厚で美味しかったです。市民の森には子供用の遊具なども多少あるようなので、時間があればゆっくりしたかったです。

修道院前のバス停を通って、函館駅前と函館空港をつなぐ五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバスが午前中は30分に1本程度の間隔で運行しており、ちょうど時間が合ったのでそのバスで函館空港に向かいました。

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