気がつけば9月も終わりますね……。
引き続き、在宅引きこもり生活を継続しておりましたが、やっと緊急事態宣言も解除!
すっかりなまり切っている心と体ですが、第六波が来ることも想定して、親関係など、動けるうちに動いておこうと思っております。


今日は渋谷で朝から用事があったのですが、午前中かかる予定が思いのほか早く終わりまして、買い物でもしていこうかなと歩いていた途中、ふと駅のポスターが目に入ったんですよね。

平日高尾山湯ったりきっぷ。


は〜温泉行きたい…。
そういえば高尾山なんてここ10年くらい行ってないな〜と思った直後、あら不思議、いつのまにか券売機に引き寄せられていき、「5枚の切符が発券されます」などという音声に我に返るも、時、既に遅し。

渋谷からですと、3220円で、以下の内容となっております、
(⇒京王線公式ページより)


井の頭線明大前で乗り替えて、高尾山口へ。
平日午前中の高尾山口終点の特急電車は、まだ紅葉シーズンでもないため、ガラ空きで快適です。

そして、渋谷から1時間弱、高尾山口に到着。そこはもう山ですよ!
え、「東京君もなかなかやりますね」というような気持ちになりましたね。
多分、渋谷にいたら、マークシティのダイソーでいろいろ購入して、会計しているくらいの時間に、すでに山ですよ。こんなに近いんですね〜。
前回行ったのは、たしか長男が幼稚園、次男が幼児の頃で、子連れというだけでもう気持ちはいっぱいいっぱいで、大変だった記憶しかなく、こんなに近いという認識がありませんでした。
高尾山って普通に都心の通勤圏ですね!いや〜びっくりです。


しかしこんなに近くてもそこは山。
殆どの方が山登りらしい服装(リュック、長ズボン、運動靴、帽子)をされています。
それに対して、私、書類の入ったかばん、パンプス、スカート……。
家を出たときには、まさか高尾山に行くとは想定していませんでしたからね。
場違い感が半端ないものの、そこはコロナ禍、マスクがあれば、恥ずかしさも半減です…。

お土産屋さんなどもみたりして、いきなり観光気分です。


この一年半、コロナ自粛で気分だけでなく、身体も物理的に重くなりまして、最近では動くこと自体が億劫になってきていました。
太る⇒動かない⇒なんとなく食べる⇒太る…という、こうして人はデブが加速するんですね…ということを実感しております。
私が自分の気持ちの中で設定していた”超えてはいけないライン”をとっくに突破してしまい、もう体重計にも乗りたくない。

我が家の息子たち、定期テストや模試の見直しを一切しないので、それが一番大事なのにのどうして?と毎回イラっとするのですが、「現実を見たくない」というその気持ち、今、母も実感してます。

食べるのを減らせないのなら、運動をしなくてはいけないとはわかっているのですが、リングフィットアドベンチャーの電源をオンにする気力すらないという…。

そんな私にとって、ここは運動するいい機会!…と普通なら思うところですが、そんな気持ちはないです。
多分、今、山に登ったら途中でとりかえしのつかないことになるかもしれないという、若い頃にはなかったリスク管理能力が備わっていますので、そんな無謀なことはしません。

温泉に惹かれただけの衝動的な行動で、山に用事はなかったのですが、せっかくのチケットですので、行きはリフトで帰りはケーブルカーで戻ってくることにしました。
リフト乗り場へ向かうちょっとした石段ですでに息切れしてしまい、危機感を覚えましたね。

そしてリフトへ…。え、私、一人で何やってるのかな?としばし感じつつも、昔の感覚をまざまざと思い出しました。私が次男を抱っこし、長男と一緒にリフトにのった恐怖の時間を!
リフトって、けっこうチャレンジングな乗り物じゃないですか?
子供がふざけたりしたら、落ちますよね。子供と乗るたびに、なんでケーブルカーにしなかったんだろうと乗りながら後悔するのですが、自分がリフト好きなので、なぜか乗ってしまうんですよね…。

それに対して、一人で乗るって、なんて楽なんでしょうね。怖いのは、スマホを落とすことだけです。

この網の下の森の中に、きっといろいろ落ちてると思うんですよね・・・・。

何も落とすことなく、無事終点へ。何の思い出も達成感もない、リフト山上駅。

もちろん、山頂を目指すなどということはしません。なんなら、リフトとケーブルカーの駅は若干離れているのですが、ケーブルカーの駅まで歩くのも億劫に感じ、そのままリフトで引き返そうかと迷ったくらいですね。

すれ違う方は、熟年の仲睦まじいご夫婦や初々しい若いカップル、そしてけっこう”山ガール”もお見かけしました。
そんな中、「これからお仕事ですか?」という格好で歩いているのは私だけでしたが、リフトに乗って、ケーブルカーで降りてくる分には、何の問題もございません!

往復30分ほどで、山を堪能したところで、駅に戻ります。

そう、本日の目的、温泉です!
なんといっても駅からすぐなところがとてもいいですよね。改札のすぐ横に通路の入口があります。

気持ちが高まる通路を通って…

温泉登場。京王高尾山温泉極楽湯です。いや〜温泉も久しぶりです。

スーパー銭湯のような施設で、こじんまりとしていて、特に特徴もないのですが、館内は清潔で平日で空いていたので快適でした。休憩コーナーはコロナのために閉鎖されていました。まあ、見知らぬ人と一緒の狭い空間でごろごろするっていう気分にもなれませんし、これからなかなか難しいですよね。

お湯は全体的にぬるめに感じましたが、サウナ⇒水風呂⇒サウナ⇒水風呂を堪能できたので、満足です。露天の天然温泉のあつ湯がとても気持ちよかったです。

そして、こちらもきっぷに含まれているお食事です。2種類から選べるようになっており、私はマグロの山かけ定食をいただきました。よくある定食ではありますが、天ぷらも揚げたてて、お蕎麦もコシがあって美味しくいただきました。お腹いっぱいです。


温泉とお食事を堪能したところで、さくっと帰路に。

10時過ぎに出発して、14時には渋谷に戻っておりました。
短い時間で結構楽しめるものですね〜。
温泉はやっぱりいいですね。

緊急事態宣言もあけるので、泊まりで温泉を堪能したいものです。