今回の一泊逃避行にて、ドーミーインEXPRESS目黒青葉台を選んだ一番の理由としましては、目の前に”スターバックスリザーブロースタリー東京”があることです。

何度か利用したことはあるのですが、わかりやすい東京のかっこよさのようなものを感じることができて、気持ちが上がります。
ドーミーインは食事をするようなスペースはないのですが、ロースタリーがあれば、ホテルのラウンジのように使うことができるのではないかと思いました。


隈研吾さんの建築です。インパクトがありますね〜。

素敵な建物と通りをはさんで、さり気なくうつりこむ青字にオレンジと白のドーミーインの看板・・・。目の前ですから。


お盆の平日夕方ですが、整理券が必要でした。

2019年2月のオープンから1年近くずっと混んでいましたね。コロナで営業休止から再開、最近では落ち着いていると聞いていたのですが、人数を制限しているせいか、日中は整理券が必要なときがあるようです。

整理券をいただき、一旦ホテルに戻ったものの、すぐ呼ばれました。

整理券に書いてあるQRコードをスマホで読み取ると、順番がくると知らせてくれる機能があります。整理券配布所は隣の建物にあるのですが、そこで待たれている方が多かったです。


店内はこのような配置になっています。

(ロースタリー東京サイトより)

大きな焙煎所になっています。なんとなくディズニーランドのパン・ギャラクティック・ピザ・ポートを連想してしまいます。

真ん中の貯蔵タンクの横に焙煎機があり、パイプの中を焙煎された豆が流れていて、袋詰めされるまでの工程を見ることができるようになっています。

 


初めてではないものの、やや緊張しつつの入店でしたが、イケメンパートナーさん(スタッフ)が、お店の全体像にて簡単に説明してくださいました。

客層は常連さんのような慣れた感じの近所の方と、大学生くらいのカップル、女性グループ、観光客、休憩中のサラリーマンという感じで、お一人様はあまりいませんでした。
スタバおなじみ、MacBookをひろげて仕事をしているような人はそれほど見かけず、小グループで会話を楽しまれている方が多かったですね。

私は”お一人様観光客”というような位置づけですが、すれ違うパートナーさん皆さん、”慣れていないお客さん”と見抜いているのか、親切にいろいろ説明してくださいます。そういう面でもディズニーっぽいホスピタリティを感じましたね〜。

様々なオリジナルグッズなども販売されています。


私は3階のカクテルコーナーに行き、イケメンパートナーさんにおすすめされるがままに”バレルエイジドカウボーイ”(1,320円(税込))というノンアルコールカクテルを頂きました。

”上品で甘く、なめらかな口あたりの中に、チョコレートやフルーツを思わせる風味が折り重なる表情豊かなコーヒー”という説明が書いてありましたが、ウィスキーの香りがする甘いチョコレートミルクのような味わいでした。語彙が貧困ですみません・・・。

”バレルエイジド”が、”バルエイジド”に見えまして、さすがスタバのお兄さん、普段(息子たちと)バトルしている私を見抜いたんですね!と心の中で思ったのですが、違いました。


普段は普通のスタバのコーヒーもお値段高めに感じる生活をしているのですが、この特別感と合わせての1,320円です。
ちょっとした旅行気分になれる空間です(私だけ)。

この「私もここまできたか・・・」という謎の感覚はなんなんでしょうね。
ちょっとちょっと!ここまでってどこまで?スタバですよ!目をさませっ!という囁きが聞こえますが、いいんです。


そして翌朝も来てしまいました。
いや〜、格安ホテルに宿泊しながら、高級ホテルの朝食をいただくような気分になれるなんてお得ですよね〜。

スタバって、食事が美味しいという印象はあまりない(失礼)のですが、こちらのベーカリーはどれもこれも美味しそうでした。

私がいただいたのはこちらです。

バニラクリーム(550円)と名前を忘れた何か(594円)です。

うーん・・・名前を忘れた何かは、バケットの上にしめじとささみ?を載せたようなものだったのですが、次の機会があったら違うものを注文したいと思います・・・。

朝はご近所の常連さんが多い印象で、皆さん気さくにパートナーの方と世間話などされていました。

「ちょっとランニングの後で寄りました」的な、黒のキャップに白いシャツ、短パンにサンダルな感じですかね。

まあ、そんな中に、一人なぜか勝手にホテルの朝食気分を味わっているおばちゃんがいるわけですけれども、まったく問題ないです。


朝食をゆっくりいただいた後、さくっとチェックアウトして帰宅したのですが(ちなみにdoor to doorで30分程度)、一泊一人で外泊するだけで、かなりリフレッシュできました。

離れてみると、家族の大切さに・・・いやいや、一泊くらいでね、そんなの気づきませんから!
一ヶ月くらい南の島のリゾートでゆっくりしたら気づくかもしれないです。

帰宅したら、テーブルの上が、前日の夕食を食べた後の状態のままでしたので、引き返したくなりました。

むしろ気がついたのは、自分が大事ってことですね。やっぱり、自分くらいは自分を大事にしたいです。