星野リゾート社長の提唱する「マイクロツーリズム」(自宅から1時間程度の近場で楽しむ旅行スタイル)という言葉がよく聞かれるようになりましたね。

星野リゾート:Withコロナ時代、これが正しい旅の様式
テレ東プラス:<コロナに思う>「インバウンドが戻るのは最後」星野リゾート・星野代表は”マイクロツーリズム”を提案
東洋経済:「星のや東京」が引っさげる“3密回避策”の中身 今、注目される「マイクロツーリズム」とは?


さすがブランディング上手!。ただの”近場旅行”が、新しいムーブに聞こえます。

「マイクロツーリズムが流行りなんで週末はちょっと近所の公園へ・・・」

って、もう、ご近所巡りは息子たちが小さい時に散々やっているので、今まで発見していない”地元の魅力”はこれ以上はないような気もしますが、一方で、”一人になりたいママの隠れ家”的な場所があるのであれば、ぜひとも行ってみたいです。はい。

海風にふかれ、本でも読みながらビーチチェアにゆっくり横になって、ドリンクやスイーツが運ばれてきて、食後にうたたねできるようなね・・・。


まあ、星野リゾートは、”マイクロツーリズム”とか言わなくても、旅行が解禁されれば皆さん行かれると思いますけれどもね・・・。海外旅行に行きたいのに行けない富裕層によって、高め価格でも満室になりそうです。

星野リゾートさんも”自家用車またはタクシーを使って自宅から30分~2時間程度で移動できる圏内のお客様の需要を掘り起こすためのマーケティング戦略”とおっしゃっていますが、提供側の視点での(今まであまり重視していなかった)近場のお客さんも大事にしようという”マイクロツーリズム”ということなんでしょうね。


いずれにしろ宿泊施設についても「三密回避ニーズ」は大きいので、ビュッフェを廃止したり、チェックインを自動化したりといったお客さんとの接触を減らすような取り組みは一般的になってくるのでしょう。

「人と触れ合わない旅」へのニーズ・・・一周回って、夫の時代が訪れたのでしょうか・・・(※かつて、高級ホテルではなく(予算的に無理なので)、民泊などを利用したふれあい旅行を提案した私の意見を却下し、”人と触れ合わない旅”を主張していました)。


そんな、星野リゾートが提案する東京在住の方へのマイクロツーリズムの看板宿はこちら。

皆様ご存知”星のや東京”

え〜〜、これって、マイクロなんたらとかわざわざ言うまでもなく、外国人がこない間、東京のお金持ち方もどうですか?なんと丸の内に温泉ありますよってだけのことなんじゃ・・・・・。
その魅力、すでに気がついてましたが、少々お値段の敷居が高くて行けないだけなんです・・・。

ただ、楽天でチェックしましたところ、7〜8月で1泊5万円台からあるので、これなら・・という方もいらっしゃるかしれませんね。
この価格が、GOTOトラベルキャンペーンで半額になったら、魅力ではあります。


星のや以外にも東京23区内でも温泉が楽しめるホテルはいくつかあるんですよね。

比較的リーズナブルな価格帯で、行ってみたいなと思っていたホテルがこちらです。


昨年新宿にできた新しいホテルで、箱根から運んだ温泉を利用しているそうです。
楽天で今なら一室1万円前後からあるので、比較的リーズナブルです。

場所が新宿で、”接待を伴う飲食店”が多いエリアではありますが、新しい”新宿の魅力発見”といえば、まあそうでしょうか・・・。


もうひとつはおなじみ”ホテル椿山荘東京”

6月は庭園でホタル鑑賞などもできて、趣があるのですが、スパの利用がまだ制限されているようなので、スパ目的ですと、物足りないかもしれません。緑多い広い庭園のあるホテルなので、車でさくっと訪れて(駅からは不便)、息抜きするにはいいホテルです。かつてフォーシーズンズホテルだった時にお気に入りのホテルでした・・。

今なら1泊3万円くらいからあります。


そして、私が注目していたのが、こちら!

”住友不動産ホテル”っていうところが、なんでしょう、なんとも言えない気迫を感じます。
オリンピックに向けての開業だったのでしょうが、当初の開業予定時期よりも延期されています。6月から予約は開始しています。
”大規模天然温泉と200店舗超のショップ&レストラン併設”ということで、魅力的な反面、”密”をどう回避するかという問題は(どこも同じですが)ありますよね〜。

ただし、”新型コロナウイルス感染症の影響により、手続上、当該温浴施設の温泉供給開始に必要な、東京都自然環境保全審議会の開催が延期となりました。これに伴いまして、当初予定しておりました施設開業日よりの温泉供給が延期となり、当面は上水での営業とさせていただくこととなりました”ということで、当面は温泉ではないようです。

楽天で1室1万円前後からあります。


そしてそして、攻めてる住友不動産のもう一つのホテル

こちらもオリンピックを目指しての開業予定だったわけですが、こんなことに・・・・。

ただ、”2,000㎡の大規模天然温泉施設「泉天空の湯 羽田空港」”があるということで、羽田でトランジットされる方には楽しみな選択肢になりますよね。羽田空港直結でとても便利です。

私は、宿泊ではなく、泉天空の湯の休憩スペースが、深夜早朝便を使う際の、最高の選択肢になるのではないかと期待していました。

コロナさえなければ、今頃そうなっていたはずです・・・。


意外と23区内でも温泉を楽しめるものですよね。これを”都内”にすると、奥多摩や、伊豆大島などの温泉宿が含まれますが、”都内”といっても、我が家からは箱根のほうが近いです・・・。

近場で温泉行きたいな〜と思っても、今までは、予算を勘案した結果、結局”テルマー湯”になってしまいがちだったのですが、GOTOトラベルキャンペーンなどを利用できるなら、夏にでも宿泊してみようかなと思っています。