あいかわらず、しょうもないタイトルですみません。
そんなものおすすめされたくないわっ!っていうね。

前回の記事をさっさと目につかないところに追いやりたいものの、特筆すべき出来事がなく・・・仕方がないので、私のストレス解消の場である、”日帰り湯”について書いてみたいと思います。


いやはや私なんぞが”ストレス”などと言うのもおこがましいわけですが、まあストレスは主観的なもので各人の器のサイズによって感じ方が違うわけで、私はその器、小ぶりなんですよねこれが。

常日頃から、我が家における息子たちの私の扱いに関する雑さに関して、イラッとしているわけですが、最近輪をかけてひどい!
反抗期なのか、親の資質の問題なのか・・・いやはや世間の親御さんは偉いな〜と思いますね。
ちなみに夫婦間はお互い雑すぎるので言及しません。

というわけで、しばしば、「もう家出してやる!!!お前達、せいぜい困るがよい!」という気持ちになることがあるわけです。
まあ現実は、次男も高学年になりまして、私がいなくても、もはや全く誰も困りません。
食料は冷凍商品やカップ麺等がありますし、むしろゲーム三昧、勉強しなくても何も言われない天国なわけですが、一応私の気持ちとして「困る」ってことにしておきます。


そして、大体、私の場合、最近は一ヶ月に一度くらいはそういう気持ちになります。

「あーもう逃避したい!」
・・と感じた時に、最初に思い浮かべる理想的な姿は、バリ島やタイあたりのプール付きヴィラなんかでゆったり過ごしている自分の姿なわけですが、思い立ったら吉日かというと、残念ながら私にはそこまでの自由はありません。
それでも、もうカーッとなって、”格安直前ツアー”などを調べるのですが、直前といっても今日の今日は想定されていないんですよね。


次に考えるのは「都内ホテルでゆっくり」なわけですが、そこでまた「予算」という壁が立ちはだかるわけです。
理想は「高級ブランドホテルに宿泊しスパでゆったり〜」ですが、そこはあくまで理想であって、「5万あったら旅行ができるよね〜。3万だったら、ベトナムでいいホテルに泊まれるし・・・2万か・・・そこまでではないかな」と、「自分の怒り」と「予算」の綱引きになり、大抵の場合、「現在の怒りに見合う価格は出せてmax1万円」クラスにおさまるわけですね。

ま、私のストレスなんて所詮1万円で買い取れるレベルなんです。


だいたい、「もう堪忍袋が爆発!失踪してやる!」とか考えた時に、子供や仕事や親のスケジュールをまず確認してしまう点で、まだまだ甘いです。
たいてい、「・・あーこの日は旗当番か・・・」などということになって、思いとどまれるレベルなんですよ。

でも、やはり、こういう感情は、小出しに解消していったほうがいいはずです。

しかし、”ストレス解消価格上限一万円(食費交通費込み)”となると、都内のホテルは限られてきます。
衝動をすぐに形にできる距離の近隣のホテルは、競合がないせいか、ごくごく普通のビジネスホテルなのに異常に高い。
カプセルホテルやドミトリーという手もありますが、当たり外れが大きいので、安い場合は厳選しないと余計にストレスがたまりそうです。


そんな(予算の限られた)私のストレス解消スポットは「日帰り湯」です。
ストレス度に合わせて行先は異なり、イライラ度1,000円レベルの近所の銭湯から、食費交通費込みで3,000円レベル、5,000円レベルと用意しています。

そして、ここ半年ほど、失踪手前のイライラ度になった際のスポットはこちら新宿「テルマー湯」(http://thermae-yu.jp)です。


「テルマー湯」に関しましては、今更言及するまでもない、人気の日帰り温泉ですよね。ニフティー温泉ランキングのベスト10にも入っており、ニフティーの説明(https://onsen.nifty.com/shinjuku-onsen/onsen011896/)も詳しくクーポンもあります。
また。メディアへの露出もとみに増えてきておりますので、私なんぞが説明することはございませんし、テルマー湯もプチ家出先として言及されたくないことと存じます。

とにかく、館内はきれいで、アメニティも充実。

私はたいてい、シャワー⇒寝湯⇒高濃度炭酸風呂⇒露天風呂⇒寝湯(露天)⇒シルク湯⇒サウナ⇒水風呂⇒サウナ⇒水風呂⇒(ストレス解消まで繰り返し)⇒塩・泥サウナ⇒シャワーというコースの後、女性専用のヴィーナスラウンジで即落ちです。
露天風呂は中伊豆の「神代の湯」から温泉を毎日運んでいるそうです。

二度目のサウナくらいでストレスが脳内から溶けて流れていくのを感じます。
別料金ですが、岩盤浴も、休憩のソファーも、スムージーもかなりいいです。岩盤浴は男女別なのでリラックスできます。


年明けてからもすでに一度訪れており、満喫しております。ここでは(私にとっての)”ママのプチ家出”にぴったりなポイントを挙げてみたいと思います。

①猥雑な立地

ストレス価格3,000円レベル場合の、私のよく行く日帰り湯としては「宮前平源泉 湯けむりの庄」が挙げられます。
こちらは、渋谷から電車で約30分。駅徒歩4分の住宅街の高台にあり、きれいで近隣の雰囲気もいいです。
幸せなファミリーが「今日はゆっくりお風呂を楽しもうか。近場で温泉気分が味わえていいね!あはは〜」みたいな、ほのぼの明るいムードが漂っています。
「家族に疲れて家出してきました」みたいな気分で行くと隣の芝生のその青さに精神をやられます。

一方、テルマー湯は新宿歌舞伎町のはずれ、ブティックホテルが林立する中、”メイドリフレ”サロンやら、ホストクラブ、怪しい雑居ビルの前の何に並んでいるのか不明だがあえて知りたくもない行列があったり等といった道を行くと到達できます。

「うん。みんな、人生いろいろあるよね」という気分になれます。

夜ですと、多少、健全な市民にとっては躊躇してしまう部分もございますが、私は新宿二丁目駅を利用するので、駅からはすぐですし、花園神社もあるので、ちょっとした観光気分。
これが、駅から延々と歩くとなるとまた違ってきますが、”垣間見る”程度なので何の問題もありません。


②小学生不可

利用は中学生以上です。
先に挙げました「湯けむりの庄」は小学生以上利用可なので、館内は”幸せファミリー感”が溢れており、「世のママたちはいつもにこにこ優しくてお子様は素直そう・・・なのにうちときたら・・・」などと思ってしまうこともありますが、こちらは中学生の姿もほとんど見当たらず、メインは”疲れを癒やしたい大人”なので、リラックスできます。


③わかりやすいゴージャス感がある

”分かる人にはよくわかる”という高級ホテルの上質さではなく、なんと申しますか”わかりやすい手軽なゴージャス感”があります。

館内の撮影ができないので写真がないのですが、館内中いい匂いのアロマの香りに包まれ、どこもかしこも清潔できれいです。ドレッサーも鏡の両側に照明があるメイクルームみたいなもので、姫気分が味わえます。
疲れた心にはこういう率直で手軽なゴージャス感が響きますね。

館内着もピンク系で、気持ちに張りが出ます。なんでしたっけ、アメリカの刑務所で囚人服をピンク色にしたら再犯率が下がったみたいな色の効果でしょうか。

昨年私が行った日帰り湯の中の中では、愛媛松山の”東道後のそらともり”が、温泉の雰囲気や泉質、食事処のリラックス度合いでは最高でしたが、施設の清潔感やゴージャス感ではテルマー湯に軍配が上がります。

銭湯などと違って、タオルやシャンプーはもちろん、アカスリタオル・化粧水・乳液などのアメニティも一通り用意されているので特段の持ち物は必要ないです。仕事帰りでも思い立ったらすぐいけます。


④食事も普通に美味しい

館内には裸足で入店できるレストランが2店舗あり、和食とエスニックのお店から選べます。
おひとりさまでもそれほど寂しくないです。

前回訪れたときはエスニックヌードルセットにしました。


⑤土日もそれほど混雑はしていない。

たいてい「プチ家出」決行日はパパのいる土日が多いですよね(は?)。
先に挙げた「湯けむりの庄」は土日は90分待ちなどが普通にありますが、テルマー湯は価格が高めなせいか、土日も混雑しすぎて入れないということは今のところ経験したことがありません。
土日価格が上乗せされてその分高めではありますが、そこはストレスレベルに応じて考えればいいですよね。

前回のストレス解消価格はこちら!4,652円也。
このときは休日入館料+飲食代だけだったのですが、ストレス度合いに応じて、岩盤浴やマッサージを足しています。日帰り湯としてはなかなかいいお値段だと思うのですが、その分落ち着いているので、何を求めるかではないかと思います。

このときは切羽詰まっていて使わなかったのですが、クーポンなどもあるので、事前にチェックされるといいかと存じます。
また、無料でなれる会員でも200円引きになったと思います。私は、毎回、「家から近いわけでもないし、そう頻繁に来るわけでもないしね」と思うのですが、この半年ですでに5回訪れているのでもうそろそろ会員になってもいいころですね。


こちらのテルマー湯、なんと今年の1月から24時間滞在可能となったそうです(深夜料金がプラスされます)。
プチ家出先として最高以外の言葉が見つかりません。

まあ、最近テルマーとテルマーの間隔が狭まっている私の家庭環境をまずどうにかしろという話ではあります。

ストレス解消に「ここもいいよ!」という情報がございましたら、ぜひお待ちしています。