グアム旅行4日目。
朝7時頃、長男が右の耳が痛いと泣き出しました。
様子をみると、たしかに右耳の下あたりが腫れてきています。
熱はないようでしたが、痛くてたまらないと言っています。


正直、熱や風邪くらいでしたら、帰国してから病院に行けばいいと思えるのですが、「痛い」ことに関しては、なんとかして止めてあげたいと思いますよね。

前にも書きましたが、我が家は長男が喘息の持病があるため、通常の海外旅行保険にははいれず、AIUの海外保険に入っていきました。とりあえず、どうしていいかわからなかったので、保険証書に書かれているサポートセンターに朝7時30分頃に電話しました


サポートセンターにはすぐにつながり、グアムのコーディネーターに電話するように指示があり、コーディネーター(日本人)に電話を入れました。

普通はコーディネーターから連絡があるようなのですが、コーディネーターが連絡したときに話し中でしたか何かで、私たちの場合は直接電話をしたほうが早いですというような話があり、直接電話を入れました。

症状等を話したところ、30分後にホテルへ迎えにくるとのことで、8時過ぎにホテルに車で迎えにきてくれました。


私と長男は迎えの車に乗っていきました。行き先はグアムのアメリカンメディカルセンターというところです。

24時間、救急OKです。

旅行者だからかなのか、AIUが得意先なのかは不明なのですが、他に多数お待ちだった患者さんをとばして一番始めに呼ばれました。

しかし・・・内科のドクターはいるものの、やはり小児科のドクターに診てもらったほうがいいとのことだったのですが、小児科のドクターがクリスマス休暇で不在。代理のドクターが「今、家から来る」ということで・・・・ドクターを延々と待つはめになりました・・・。


その間、コーディネーターの方はさくさくと保険や書類の手続きをすすめてくださいました。私は言われるがままにサインをするだけです。

約1時間近く待ち、ようやくドクターが到着されました。

ドクターとのやり取りはすべてコーディネーターの方が対応してくださいました

ドクターの早口の専門用語を解読し、息子の症状を英語で伝えるのはかなり厳しかったので、コーディネーターさんが通訳してくださってとても助かりました。


診断の結果は外耳炎。

炎症をおこしているとのことで、抗生物質入りシロップと痛み止めのシロップが処方されました。

通常は病院では処方箋をもらい好きな薬局に行くことができるのですが、ここは院内に薬局があるので、そこで調剤してもらえます。それらの手続き関係も全てコーディネーターの方がしてくださいました


そして、私たちはまたコーディネーターさんの車でホテルに帰るだけです。
ホテルの部屋についたのは10:30分頃でした。
コーディネーターの方は「時間がかかってしまって申し訳ありません」としきりに恐縮されていましたが、いえいえ、本当にお世話になりました。


以前、友人とハワイ旅行中に、友人が日焼けをしすぎてしまい、ホテル内の診療所だったのですが、カード付帯の旅行保険で対応したことがあります。

たしか最終的には軟膏をもらっただけなのですが、そのときは、自分たちで病院を探して、さらにとりあえず、一旦支払いをしなければならず、それだけのことで10万以上必要になりました。

さらに、病院からいろいろ書類を受け取りその場で提出したり、帰国後記入して保険会社に送付しなければいけないものもあり、とても大変だったようです。


しかし、今回は全く何一つ支払いは発生せず書類はコーディネーターの方が書いてくれて、私は控えをもらっただけでした。そして帰国してからも、何もすることはありませんでした。

いや〜、AIU・・・・海外旅行保険にしてはとても高い・・と思っていた(実際高い)のですが、やっぱりそれだけのことはあるのかもしれないと今回思いました。


その間、主人と次男は何事もなかったように二人でプールに入ったりして普通にリゾートライフを満喫していました・・・・。
そして、ホテルに戻るまでには、痛み止めがあっさり効いて長男は完全復活です。

「あまり濡らさないように・・」とのことだったので、さすがにスライダーは無理ですが、足をいれるタイプの浮き輪に乗って、海で魚をみました。

朝、長男が耳を痛がりすごく腫れているという状況の時は、まさか昼前にはすべてが解決して、海で泳いでいるとは思えなかったので、嬉しかったです。