いや~私、ギリシャ劇場の登場人物とその発言にしびれが止まりません。

「ドラクマの輪転機は全部壊しちゃったから、今更ドラクマなんて作れないんだよね」 by バルファキスギリシャ財務相(今日辞任されました)

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チプラス首相とバルファキス。バルファキスはなんだかおしゃれ。
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私ったらどうして見てくれだけのダメ男たちにいつもだまされちゃうのかしら・・。(写真はドイツメルケル首相)
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先週は預金も下ろせなくなり、また、ギリシャの銀行は預金の30%の強制没収を画策中などとも報じられています。

でも、皆様ご存知の通り、そんなギリシャ政府の債務がGDPに占める割合よりも、日本の債務がGDPに占める割合のほうがずっと高いんですよね。日本の政府総債務残高の対GDP比はギリシャを超えてダントツのワースト1ですよね。

でも、「ギリシャ国債は、そのほとんどが外国で保有されているけれど、日本国債はそのほとんどが国内で消化されているから大丈夫♪」というのが大方の見方かと思いますが、その国内で消化されている国債って、我々がもらえるのかよくわからない年金や、預金のなかにもたんまり入ってますし、大丈夫っていうか、いざとなったら預金を封鎖すればいいから大丈夫♪みたいな感じでもあるわけですよね。しかも過去に日本、預金封鎖してますしね。

ギリシャ関連の記事で、「危ないことは確実で、危なくなってからずいぶん時間があったのに、なんでギリシャ国民はいまだにギリシャの銀行に預金なんてしていたんだろうね~」という意見がありましたが、それって我々もあてはまるような気がしますよね~。


というわけで、この夏海外に行かれる方は、ついでに現地銀行で預金口座を開設されるなんていうのはいかがでしょうか。

ちなみに、近年そういうことを考える富裕層が激増して、一時期は香港HSBC銀行への口座開設ツアーなどもよく聞きました。現在は日本当局の指導などもあり、海外口座開設がとても難しくなってきているそうです。海外への送金の届出や海外資産の申告も義務化されてきましたよね。

それでも今ならまだ、開設できる銀行はあります。三菱東京UFJなどでは子会社Union Bank of Californiaの口座開設のサポートをしてくれるそうです。

海外で人気があるのは、香港HSBCや、ハワイの銀行ですよね。周囲でもハワイに銀行口座を持っているという話を聞きます。開設も比較的簡単なようです。

海外の銀行口座は最低必要な預金額があったり、口座管理料がかかったり、休眠させていると凍結されたりするので、開設をお考えの方はご注意ください。

まあ、私はベトナムですので・・・しません・・・というより預金する必要が・・・・・・。