皆様楽しいGWを過ごされたでしょうか。
我が家は近所でだらっとした休日を過ごしましたが、1日だけ電車に乗って出かけてみました。
子ども達の希望は、「釣りがしたい。釣った魚をTOKIOみたいに(※鉄腕DASHという番組の影響)食べてみたい!」というものでした。
その日はパパが無駄に忙しく、すでに予定が入っていたため、母子だけです。なるべく遠出はしたくない・・・。
釣り道具を持って海へ行くなどという元気は今の私にはありません・・。
海釣り施設なども手軽ではありますが、GWは大混雑の模様。昨年秋に家族で磯子の海釣り施設に行ったのですが、1日いて4人とも何も釣れなかったという、我が家にありがちな思い出もまだ記憶に残っております・・・。
近場で、電車で行けて、混んでなさそうで、竿など全てレンタルできて、子どもでも釣れて、そして釣った魚を食べることができる・・・・・そんな場所ってあるんでしょうか・・。
あったんです!
練馬にある遊園地としまえんの夏のプールが、秋~春にかけては、フィッシングエリアとして営業しているらしいじゃないですか。
けっこう前から各地で大規模プールを秋~春の間は釣り堀にするという試みは行われているようですね。
他に西武園遊園地やしらこばと水上公園、さいたま水上公園などでも行われているそうで、もはや”プールフィッシング”というもう一つのスポーツとして確立されていそうな勢いです(?)。
すでに行かれた方のブログなどをチェックしたところ、釣れない人はいないほど、必ず釣れるスポットとのこと。
しかも、土日祝日は釣った魚をその場でさばいて塩焼きにして食べることができるそうじゃないですか。素晴らしい!
GWのいい思い出になりそうです。
ということで行ってまいりました。
ファミリーでにぎわう遊園地入り口に背を向けて、あえてフィッシングエリアへ・・・。
「やっぱり遊園地がいいな~」などと日和る子ども達を「今日の目的は釣りだから。ちっちゃい赤ちゃん達は釣りはできないから遊園地に行くしかないんだけど、本当は釣りのほうが面白いんだよ。みんな知らないんだけどね。」と、私も知らなかった事実を息子達に伝授。
場所はプール・・・本当にプール・・・向こうには楽しげな遊園地の様子も垣間見ることができます。
流れるプールの場所に、沼のような色の流れる川がたしかにあります!
今日のこの選択はどうなのかな・・・・そんな不安がふと心をよぎりますが、気のせいでしょう。
青い空、水の抜かれたプールの水色、そして深緑色の河・・・・。大自然のダイナミックさに心が打たれます。
お値段は他の釣り堀等と比較するとリーズナブルなのではないでしょうか。
※公式ホームページにリンクしています
大事なGWなのですからこんな場所で過ごすファミリーはあまりいないのではないかどちらかというと遊園地を皆さん選択されるのではないかと思いきや、えさ釣りエリアはそれなりに混んでいて、30分待ちでした。
お店のお兄さんはとても親切で、「今日はあまり釣れないです。暑くなってきたのもありますし、特に今の時間は釣れないですね~。」と教えてくださいました。半日くらいは遊ぼうかとやる気満々でしたが、そのお言葉を伺い、子ども2人1時間で予約することにしました。竿など全てレンタルすることができます。
えさ釣りの竿は1本600円/3時間です。えさ(イカ)は200円でしたが、二人で1つで十分と教えていただき、たしかにそのとおりで、ほぼ全て余りました。セットの中に網やビニールなどもついています。すくい網は無料でお借りできます。
レッツフィッシング!プールの手すりにつかまって。万が一転落したとしても、水深1.2mなので、親がついていればなんとかなりそうです。着替えを持ってきてはいないので、もちろん落ちてほしくはないですが。
私たちが釣っていたのは、えさ釣りゾーンですが、他にルアーやフライフィッシングのできるエリアもあります。
下の写真のエリアも本格的な釣り人が集うルアーフィッシング用のナイアガラエリアですね。いかにも本格派な感じがしますね。
・・・・そして1時間。えさ釣りゾーン。周囲にも大勢の釣り人がいらっしゃいましたが、私たちのいた1時間は誰一人として釣れていませんでした。
やはり、このフィッシングエリアが今シーズンは5/6日で終了という、そのタイミングといい、汗ばむ陽気で水温も高く、もともとは冷たい水に澄む魚達であるために元気がなくなっていることといい、日中であることといい、条件が悪すぎました。同じ日でも朝7時の開園と同時に入場した組はかなり釣れていたらしいです。
最初は楽しんでいた子ども達も、暑かったこともありだんだんと無口になりテンションが下がってきました・・・。
「まあ、魚はそんなに簡単に釣れるものじゃないってことをまた学んだという意味ではいい経験になったよね!」とまとめようとする私に対しても、無言の子ども達・・。
竿を返却しにいくと、そんなどんよりした母子のムードを察したのか、お兄さんが、「よかったら魚要りますか?」とお声をかけてくださいました。
私「え?・・・釣れなかったんですけど・・・宜しいんですか?」
お兄さん「ええ。お分けできますよ。」
私「・・・1匹おいくらですか?」
お兄さん「無料です。」
私「えっ・・・・何匹までですか・・・?」
お兄さん「何匹でもいいですよ!」
・・・・・・これはもしかしたらシーズンラストということでサービスなのかもしれません。何匹でもいいって・・・。
それならと、3匹いただくことにし、念願の「釣った魚をその場で食べる!」ということに挑戦です。釣ってはいませんが。
魚をさばく用の水道台と親切な説明書きがあります。
しかーーーーーしっ!!!!!
見るとするとでは大違い!びくびく動いている魚を片手でつかんではさみを入れるのって怖いです!
もちろんスーパーで購入したあじを三枚におろしたりとかはできますし、魚をおろすの怖~いなどというキャラではありません。
隣のお父さんは大物をさくさく処理されていましたが、絶対に海パパにはできないね・・・。
びくびく動いて怖いので、何度も取り落としてしまい、おなかにはさみを入れても、動いているのが、もうなんとも・・・(涙)。
高校時代のかえるの解剖の恐怖を思い出しました。。。
日頃からアウトドアとは縁遠い家族のため、子ども達も硬直。
「ママーーーもうやめてーーー怖いーーーかわいそうーーー。」と涙目で絶叫です。
なんとか1匹さばいたものの、それ以上は無理。せっかくいただきましたが、ご返却しました・・・・。
「いただきます」というのは「こうやって命をいただくってことなのよ・」と・・たまにはいいことでも言ってみようかと口にした声が震えます
毎日口にする食事も誰かがどこかで厳しい作業をしてくださっているこそなのだと思いますが、そこからはなるべく離れていたい・・・。
大変申し訳ございません・・・。そんな気持ちです・・・。
でも串に刺して焼くのは全然平気です。焼き方なども、ショップの方がとても丁寧に指導してくださいました。
3人で1匹を分け合いました。おいしかったです。
この情報、今シーズンのとしまえんの釣りは5/6日で終了という、タイミングの悪すぎる情報ですが、来シーズンは今年の10月から再開する予定だそうです。
プール釣り、気軽に行けて、とても楽しいです。
ちなみにわが子は「魚釣りには行きたいけど、これからは釣った魚は逃がしたい」と言っていました。いい思い出ができたようですね。
楽しさはいまひとつお伝えできていないかもしれません。でも、釣れたらすごく楽しいと思いますよ。
デートなどにもいいのではないでしょうか。
としまえんに来て、二人で釣りをして楽しめる。そんな二人はきっと気の合うカップルだと思うのです。
あたりを待つ間、ただ二人でいるだけで楽しい・・・そんなのっていいですよね。
そして、彼女もあなたが手際よく魚をさばく姿に惚れ直すこと間違いなし!
・・・・まあ、私なら、デートでとしまえんに来たら普通に遊園地でいいかな・・・。
とにかく、シーズンはじめなら、泳いでいる魚が見えるほど水もきれいで、しかもえさ釣りエリアは入れ食い状態、だそうですので、行かれるならシーズンはじめ、そしてさらに新規に魚を投入する朝早くが吉だそうです。冬場のレジャーとしてもよさそうですよ。
毎日お疲れ様です。
本当に疲れますね。私は反抗期の入り口にいる息子との毎日に
ほとほと疲れています。
「やっぱり遊園地がいいな~」
「本当は釣りのほうが面白いんだよ。みんな知らないんだけどね。」
今回の記事では、ここにグッときました。
子供が幼いころは、出先でぐずっても言葉を選んで気持ちを切り替えさせるよう
常に気を付けていましたが、最近の私だったら
「わざわざ釣りをするために連れてきたのに文句言うな。
疲れてるのに気分悪い!連れてくるんじゃなかった!」
と心の声のまま言葉を発してしまうぁ。
海ママさん。偉いです。尊敬します。
母の更年期と子の反抗期が重なるとツライです。
今日はぐちぐちでごめんなさい。
ベトナムの記事も楽しく拝読しています。
海ママ一家ならではの楽しみ方、参考にしたいです!
(ハードルあげちゃったかな?)
いやいやいやいやいやいやいやいやっ!
私のこの1年間なんて、毎日PMSかってくらい、イラっとしてから爆発するまでの導火線が短い短い。
自分でもなんでこんなに怒れるのか、「子育てで新しいジブン発見♪♪♪」ですよ。発見したくなかったですよ!
そんな本当の毎日を記事にしちゃったら、気が滅入るだけですからね。
反抗期・・・我が家の長男もまさに入り口って感じです。いや、これが入り口なら本格的な反抗期にはいったら身が持ちません!
こんなに大変な思いをして育ててきたのにどの口がそんなことを言えるんだっ!ってこと平気で言いますからね。
よそ様のご家族がみんな輝いて見えます。
そして私も、今の自分の鬼ママ加減、これは本来の私ではく、ホルモンのいたずらだと思いたい。
逃避行動として、海外からわざわざ怪しげなホルモンクリームやサプリを取り寄せたりまでして、あがいてますからね〜。
しかも我が家の場合、パパが全く全く全く頼りにならない!!
イクメンとか、なんかもうそういうものはとっくの昔に期待していませんが、せめて私の燃え上がっている火に油を注ぐなって感じですよ。
「牛乳飲んだほうがいいよ。カルシウムが不足してるとイライラするらしいよ」とか、そんなこと知ってるし、そういうことを今聞きたいわけじゃないっていうか(怒)。何にもしなくていいからせめて妻の気持ちに少しでも寄り添えっていうね。
とりあえず今年の夏は、ベトナムの地に家族4人で降り立つことができたら、もうそれでオーケーとしたいです・・・。
お互い頑張りましょうね!
コメントありがとうございます!
ほっこりする良い記事ですね。