さて、約2時間の仮眠をとり、朝5時に起床した私。
台風の暴風雨はまったくおさまる気配なく、いまだ吹き荒れていて、ニュースをみると、台風全然動かず・・・。歩くスピードぐらいでしか進んでいません!県内各所が停電中。
当然JALも終日欠航がやっと発表されています。
まだのんきに寝ている海パパに、「とりあえず空港に行って来る」というと、「え?何?何で?」と寝ぼけている。
説明するのもうっとうしいので、「あとでメールする」とだけ言ってフロントへ。
・・・・・ホテルの前にタクシーなんて停まっていません・・・。
フロントで、「那覇空港に行きたいんですけど・・・まだ空港開いてないし早すぎますよね?」と聞いてみると、「すでにお客様を5名様ほどお送りしました」とのこと。
!!!
私・・出遅れてる?
ホテルにタクシーをお願いすると、特別に契約しているタクシーを呼んでくださいました。
ホテルの玄関からタクシー乗るまでの3mくらいの移動で頭からびっしょりになるくらいの風雨です。
薄暗い中、空港まで飛ばしてもらいます。
これがですね~。もう冗談ですか?ジェットコースターですか?っていう恐怖のドライブでした・・・。
とにかく、いろんなものが飛んでいて、暴風をかわしながら?折れた木とかをよけつつ、右に左に・・・素晴らしいドライビングテクニックをみせてくれるタクシー・・・。
タクシーに乗っていて、これほどの恐怖を感じたのは、かつて・・・深夜に到着したバンコク空港から、絶対違うどこかにつれていかれてるでしょ?・・・英語通じないし!という恐怖以来の恐怖でしたね・・。
「こ・・・今回の台風すごいですよね?・・」
「いやあ・・まだまだっしょ。こんなものじゃないから。今日これから本番でしょ?沖縄の台風はね~立ってられないから。電柱につかまってないと人もふっとばされんのよ。でもまあこんな長いのはめったにないけどね。」
なんだか誇らしげに語る運転手さん・・・・。
「こ・・これからですか?」
「ああ。今日はさすがにあがんなきゃなんねえかな?」
「えっ・・・?やっぱりタクシーさんも今日はお休みですか?」
「ああ。あぶねえからな。」
オーーマイ!!!海パパにメールです。
「タクシーも営業しなくなるので、とにかくさっさと起きて、チェックアウトして、タクシー呼んでもらってチサンリゾートに移動して!」と指示を出します。
恐怖のドライブの後、那覇空港へ。
まだ開いていない薄暗い那覇空港の1Fロビーに黒山の人だかり・・・。皆1時間以上も前から、空港が開くのを待っているって一体・・。
どんよりムードただよう・・・リゾート那覇の空港・・・。ビュウウウウウという風がすごすぎて、ドアも開きにくくなっております。
とりあえずロビーにははいれるものの、3Fの出国カウンターへむかうエスカレーターには乗ってはいけなくて、みな1Fで待っております。
6時(だったと思う)に「いいですよ」という係員さんの合図があり、全員がダッシュ!エスカレーターをものすごいいきおいで駆け上り、JALorANAのカウンターまでダッシュ!!!!!すごい!!すごすぎる!!!!わたくしも負けじとダッシュしましたが、あまりの勢いになんだかちょっと気がふれてきて笑いがとまらない感じに・・・。久々の全力疾走に吐きそうになってるのに(泣)。
でも・・・ほとんど男性でしたよ!!!!パパ!!!!パパのためにこんな努力をしている私って偉すぎですね!
それでも10番目くらいだったでしょうか。6時30分にカウンターが開き、整理券を受け取るも、2060番台。
・・・ちょっと・・キャンセル待ち2060番て・・・ねえ・・・そこに何か希望はあるのでしょうか・・?。
ただひとつ良かったことは、正規料金でだめもとで予約した予約をパパの予約に振り替えてくれたことです。つまり明日飛行機が飛べば、パパは帰れるんです!でかしたぞ私!
この時点で、この整理券に何の希望も見出せないことが判明したため・・・パパのチケットを入手したのと同じ手段で、他の3人のチケットもゲットしようと決めた私です。・・・でも1人ずつの空席はちょこちょこ出るのですが、3人の空席がでるのはなかなかないのです・・・。まあ・・・私達は帰れなくてもいいけどね~。と思いつつ、チサンリゾートへ行くべくタクシー乗り場へ。
タクシー乗り場にタクシーなんてとまってませんっ!
どうしよう・・・・とほほな気持ちになりつつ、先ほどホテルから送っていただいたタクシーに名刺をいただいていたので、そこに電話すると、ちょうど空港までのお客さんを乗せてむかうとのことで、そのタクシーを待って、チサンリゾートへ。
そしてタクシーの中でパパに電話すると・・・・なんと!!!まだ寝てるし!!!!!どういうこと?????あああああああこの人ってこの人って・・・!
怒りの炎をもやしつつ、「朝ごはんなんて食べなくてもいいからとりあえずチェックアウトしろ!」と命令し、急がせます。
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