「〇〇くんは〇〇行ったんだって~。うちは最近どこにも行ってないよね。でもしょうがないよね。だってうちはね・・・」

うちは何・・・・?
聞くのが怖い・・・。

しかしこの嫌~な感じの言い方!!
・・・子はね、親の姿を見てますよね。これ・・・・私がパパによく言うセリフですね・・・。

「どこか行きたいところがあるの?」
「奈良とか・・・」
「奈良!渋いね!なんで奈良?」
「〇くんがいるし・・・」(仲良しだった子が奈良に引っ越したんです)
「いないよきっと。もう年末だし」(根拠はない)
「・・・大仏とか・・・」
「大仏、鎌倉で見たよね。あんまりかわらないよきっと・・。・・・まあ奈良には鹿がいるけど、鹿見たいなら動物園でも行く・・?」
「・・・鹿は見たくない・・・」
「わかった!じゃあ、海いこうよ。ママも海には行きたい!」(拾いたいものいろいろあるし)
「えーーーーー。海?沖縄?」
「・・・沖縄とは言ってない。沖縄だったらそりゃ行きたいさ・・・、一応東京にも海あるし。東京湾とか・・・。江の島とかどう?」

・・・というような子供の意見を聞いているようで聞いていないといういつもの我が家の会話がありまして、まあ途中は省略しますが、最終的に次男と二人、週末に浅草に行ってまいりました。

私、今年の夏休みにも外国からのお客さんと来たのですが、炎天下、意思疎通が半分くらいしかできていない上に、私の日本文化に関する知識もないため各種質問に対してその場すらしのげてなくて、さらに彼ら思いのままに行動するタイプだったためにしょっちゅう誰かが行方不明になるしで・・・もう記憶の中では浅草に行ったのかどうかも定かではないです。
旅行ガイドさんて自分も旅行に行けて最高~なんて思ったこともありましたが、やはり仕事というのは大変ですよね・・・と思いを新たにしておりました。

新年を迎える準備で世間様が忙しくしているであろう年末、新年を迎える準備など何一つできてはおりませんが、塾の冬期講習に通う長男と疲れて寝ているパパを残し、久々のお出かけです。


浅草駅を降り立ち、最初に行ったのはこちら。台東区の浅草文化観光センター(⇒詳細は台東区のHP)です。
こちらは、雷門の真ん前にある観光案内所なのですが、なかなか便利です。
バリアフリーでお手洗いもきれいですし、授乳室もあります。
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各種パンフレットやガイドブックもそろっています。
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Wi-fiや電源もあります。
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外貨両替もできます。ネットも使えます。
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そしておすすめなのがこちらの8階にある展望台です。軽食のあるカフェと、休憩スペースから浅草の街を見下ろすことができます。
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澄み渡る青空をバックにしたスカイツリー、アサヒビール本社ビル、つぼ八の看板・・・というようなザ・ジャパン的な景色を見渡せます。

そういえば、夏にも「ジャパンには景観条例みたいなものはないのか?」と聞かれたんですよね・・・。
きっと何か「あるにはある」のでしょうが、雷門の横にスーパードライ!かぜに改源!みたいな状況を鑑みるに、「あるだけ」みたいな・・・そんな感じなのでしょうか・・。

とりあえず次男には「雑然とした街並み」という言葉と、アサヒビール本社ビルの別名を教えてみました。
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人力車も頑張っています。次男は「シクロだ」とか言っておりまして、「いやだわうちの息子ったらグローバルなもので・・・」感がありますが、「人力車」という言葉を知らない方が問題です。
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