(計画編はこちらです激安で行く箱根一泊旅 計画編

さて、今回は車ではなく公共交通手段で行くことにしました。
箱根で便利なのは小田急の箱根フリーパスです。
今回は、海賊船やロープウェイに乗りたかったこともあり、いろいろ考えるのが面倒なため、箱根フリーパス2日分を購入しました。
大人2枚・子供1枚

我が家は、小田急沿線ではないのですが、最寄の小田急の駅がロマンスカーをつかうのには微妙な位置にあるんですよね。
ロマンスカーに乗るとしたら町田からなのですが、乗りたい車両はすでに満席だったため、今回は普通電車で行きました。

車窓の向こうに通り過ぎるロマンスカーを見つめ、
「いつか、お金持ちになったら、あの電車にのってみたいなーー」
と、次男(5歳)・・・。
楽しい旅行に行くというのに、じんわりと物悲しい気分にさせられます。

でもですね!お金持ちじゃないですけど、君、乗ったことありますから!
最近気がついたのですが、我が家の子供達がそうなのか全般的にそうなのか、5歳以下の記憶が非常にあいまいで、次男5歳がかろうじて去年のタイ旅行のことを覚えているかどうかという感じで、3歳の沖縄のことはまるっきり覚えていないことが判明しております。
でも、その場では楽しんでましたから!その積み重ねで今があるんですから!いいんです。
ま、そもそも親が楽しかったということでね・・・。

そんなこんなで、箱根湯本へ。
実は、私の計画では入生田で降りて「神奈川県立生命の星・地球博物館」(入場料格安なのに内容充実)に寄ってから行く予定だったのですが、海パパの「翌日にすればいいんじゃない?」(自分が面倒くさいため)という勧めにより急遽スキップし、箱根湯本から40分ほどバスにのり、箱根関所へ向かいます。
車酔いのひどい長男は案の定グロッキーに・・・(涙)。しかし、心なしか年齢とともに立ち直りも若干早くなってきたようです。

箱根の関所・・・・今までは特に興味なく、行く候補にも入らなかった場所ですが、教育ママ的には、必須です。
「入鉄砲に出女」これ暗記ですからっ!ということで、行ったわけですが・・・・
・・・まあ・・・こんな感じですよね~。
箱根の関所の模型のようなものと関所資料館があるのですが、ざっと見た後、関所資料館に向かおうとすると海パパが「もうそっちは行かなくてもいいんじゃない?」とか言い出し、もういいんじゃないって大体まだ30分くらいしかいないんですけど、本当にやる気がない人だよね。もう二度とこないかもしれないから今行くんです!
やる気のない父と、打算的な母と、しぶしぶついていく長男(8歳)と、興味がなさ過ぎる次男(5歳)・・・。

「つまんない」を連呼して、私に「もう一度言ったら帰るよ!」と理不尽な怒りをぶつけられていた次男が唯一興味を示したのがこちらの水がめ。↓

「これ知ってる。はちみつ入ってるんだよね。」と、くまのプーさんのハチミツの入っているつぼと勘違いしている模様。
まるっきり、ディズニーの世界観とは異なる場所なんですけど、大丈夫ですか?

みたらしソフトやお団子のある御茶屋で休憩しつつ、なんとなくのランチをすませる。

関所資料館の入り口。ガチャポンが、江戸時代の雰囲気をかもし出しています。

教育的見地から、非常にためになった箱根の関所を後にし、芦ノ湖遊覧船(海賊船)乗り場へ向かいます。

せっかくこの春にお目見えした「ロワイヤルⅡ」という新しい海賊船に乗れたのに船の写真を撮るのを忘れました。
子連れだと、写真とってる場合じゃないんですよね(言い訳)。

せっかく船長↓もいたのに、子供達は、一緒に写真撮りたくないとか言うし。
ちなみにお天気は悪いです。雨時々曇りです。我が家のお出かけはだいたいそんな感じですね。
それにしても、海パパ!眠るのはやめてください。
椅子に座ったら反射的に寝るとか、通勤電車じゃないんですから、一応旅行。

遊覧船で気がついたのですが、韓国や中国からのお客様がとても多かったです。日本観光コースに含まれているのでしょうか。
日本について好印象をもって帰国してくださるといいですよね~。
相変わらずアジア系の若者になぜか大人気の次男は写真を撮られまくってました。

さて!お次はロープウェイですよ!目指すは大涌谷。
遊覧船にロープウェイなんて、リアル遊園地ですよ。
もっとテンション高く楽しんでいただきたいものです。

子供達のテンションがわずかに上がった、ドラえもんの展示↓

大涌谷に到着~雨!風!寒いーーー!!!!
子供達+海パパの泣きの入る中、レインコートを着せ、傘を壊されながらも遊歩道を黙々と上へと向かう我が家。

息子たちよ、山は生きているんだよ!このにおいは硫黄。元素記号はS。悪天候をものともせず、黙々と山を登る母の背中を見なさい!

「帰りたいー。寒いー。上りたくないー。臭いー。」

散々でした・・・・。遊歩道の終点へとたどり着き、7年長生きするという「黒タマゴ」をゲット。

「むしろ、寿命が縮んだよね」とか言ってる言っていいことと悪いことの区別がついていない海パパは無視ですが、次男が2つ食べたいとぐずり始めました。「だって、○○(←次男)一番小さいしもっと生きたい・・」・・・どうやら、「7年長生き」ではなく、「今から7年生きられる」と勘違いしている模様・・・。それはいったいどんな呪われたタマゴなんでしょうか。

日頃の運動不足がたたり、下りのほうがきつく感じるお年頃の私ですが、風雨の中を登ってくるカップル一組あり。
彼女の方は、微妙にご不満なご様子。微妙だよねそりゃ。彼らの幸せな未来を祈りつつ、黙々と戻ります。

※ちなみに、大涌谷は喘息の方は要注意という注意書きが書いてあります。我が家の長男は毎日のステロイド吸入が欠かせない重度の喘息なので、以前大涌谷に訪れたときは、下りませんでした。今回は年齢もあがり1年間発作もなくてコントロールできているのと、いざという場合の吸入器も持参しているため、様子をみながら行きました。でも喘息の小さいお子様は注意されたほうがいいかと思います。

遊歩道入り口のレストハウスまで戻り、またもや軽食。
寒いと文句をいいながら、タマゴソフトクリームや、あんこミルクソフトを食べる家族・・・。一体何なんでしょうか。でもとても美味しかったです。

またロープウェイにのり、早雲山へ。

お宿はケーブルカーの上強羅で下りるのですが、いったん強羅まで行き、かなり早めの夕食をいただき&夜おなかが空いたときのためのサンドイッチなどを購入し、海パパとはお別れです。

私+息子二人はまたケーブルカーを登って、上強羅へ。お宿を目指します。