ゴンドラを降りたところは”ゴンピンビレッジ”という観光スポットになっています。

レストランやおみやげ屋さんなどがいろいろありました
ゆっくりお土産などをみたいところでしたが、その方面に興味のない人と一緒でしたので素通りでした。
朝食を慌てて適当に済ませるのではなくここでゆっくり食べてもよかったなと思いました。

 

セブンイレブンもあります


ゴンピンビレッジを抜けて、5分程度歩き、世界最大の屋外大仏といわれる天壇大仏方面へ向かいます。

それほど標高が高いというわけでもなく、時折霧がかかり日差しが強いわけでもなかったのですが、息がきれる感じがします。
8月中旬の香港は気温も高いのですが、湿度もかなり高く、体にまとわりつくような重い湿気があって、エネルギーが吸い取られていくんですよね。

そうなるよね。わかる・・・。

 


大仏様はこちらの階段を上ったところにいらっしゃいます。

次男 「これ登るつもり?」
私  「ここまできて登らないっていう選択肢はないよ」
次男 「えーー。じゃあこれだけだよ?これ見たらもう帰ってプールに行くからね!」

会話がおかしいですよね。
子供にとってワクワクする楽しい観光のはずが、義務みたいなことになってます。
ねえ”好奇心”とやらはどこへいったの?

これがまたたいした距離ではなさそうに見えますがなかなか登りがいのある階段でした。
さっさとホテルに戻ってプールで泳ぎたい次男は駆け上ってました。


登り切りました。

 

お釈迦様の内部にも入ることができます。
階段の入り口のところで、食券付きのチケットを購入すると内部の2、3階にも入ることができるのですが、食券を使える近くの寶蓮寺というお寺には「行かない」と約束させられたので、購入しませんでした。

ご尊顔を拝しまして、また戻ります・・。

降りたところの広場にあるこちらは寶蓮寺の門で、その奥に本堂があります。
今考えると、なんで行かなかったのか・・・行けばよかったです。普通行きますよね。


さらに私が行きたかったのが”アジア1のパワースポット”と言われているらしい心経簡林(ハートスートラ)なのですが・・・・

私  「ママ、ちょっとこの先のハートスートラっていうところに行ってみたいな」
次男 「何があるの?面白いの?」
私  「アジアで一番のパワースポットなんだって」
次男 「パワースポットって?」
私  「・・・”気”が集まっている場所というか・・・風水上・・・行くと元気になれる場所・・?」
次男 「風水って?」
私  「占いのようなものかな・・・」
次男 「星占いみたいな?」
私  「・・・ま、まあ・・・そんな感じ・・・」
次男 「で、何があるの?楽しいのがあるの?」
私  「だからパワースポットで・・・・」

というような、やりとりがあり、
「もう大仏みたからいいでしょ!元気が出るって言うけど、行ったらもっと疲れるよ!
という主張に負けて帰路につきました・・・・。


書いていて改めて思ったのですが、今回の旅行は全体的に、私のプランに仕方なくついてくる3人という構図になっていたような気がします。

そういえば、今までは旅行の前に子供達と旅行先に関する動画をいろいろ見たりして気持ちを盛り上げていたのですが、今回はそういう余裕がなくてしていませんでした。

もっと旅行計画の段階から巻き込んだほうがいいのかもしれないですね。・・・かといって、彼らに計画を立てさせたら、「ホテルのプールで1日中すごす」とかになりかねないんですよね。

そういえば、夫に「今度の旅行でしたいこととか行きたいところとかある?」と聞いた記憶はありますね。そして「別にない。なるべく疲れない方向で・・」という回答にイラっとした記憶も・・・。

そうか・・・「プールで遊びたい!」という願望があるだけまだましなのか・・・・。

というかもしかして、家族旅行に行きたいと思っているのって、家族の中でもはや私だけなのでは!?

・・・ちょっと今、悲しい現実に気がついてしまったような気がするのですが、気のせい気のせい・・・。