子連れ函館旅行へGO:函館名物ラッキーピエロ

今回の１泊目のホテルはドーミーインEXPRESS函館五稜郭です。
見た目はごくごく普通、というより、ロビーも薄暗くパッとしないビジネスホテルですが、サービスはいろいろ頑張っています（ご興味ある方も少ないとは思いますが、次の記事でまとめる予定です）。

サービスの中の一つとして、大浴場がないかわりに系列の格上人気ホテルラビスタ函館ベイのスパを使えるのですが、なんとそこまでタウシーにて送迎していただけるんです。ラビスタは金森赤レンガ倉庫等に隣接している函館ベイエリアの人気スポットに位置しています。スパを使わせていただく前後に倉庫街の散策も可能です。
送迎時刻は決まっていて、予約は20分前に入れる必要があります。

我が家もさっそく送迎タクシーを利用してラビスタのスパ＆倉庫街散策に行くことにしました。
ラビスタまでの車中、タクシーの運転手さんに「函館ってこんなに夏は暑いんですか？」と伺ってみたところ、「この時期くらい暑くないと一年中寒いからな」とおっしゃっていました。「お盆あたりからもう涼しい」そうです。また、新幹線開通で東北地方からのお客さんが多少増えたが、東京からは飛行機の方が多い。そしてやはり中国、台湾からのお客さんが多いとのお話でした。

金森倉庫群などベイエリアのお店をのぞきながらそぞろ歩きます。

夕食を予定していたラッキーピエロ（マリーナ末広店）へ。地元ではラッピと言われて親しまれているらしいラッキーピエロ。

全国ご当地バーガー日本一らしく、東京進出など何度も打診されているようなのですが函館オンリーを貫いているお店らしいです。華僑出身の創業者が一代で大きくしたそうです。
ファーストフードかと想像していたのですが、違いました。注文→食券をもらい、好きな席を探す→自分の座ったテーブルの番号を書き入れてレジ近くの銀のお皿に入れて待つというシステムです。

末広店はベイエリアの海の見えるとてもいい場所で、お土産なども販売されています。

・・・が！・・・人気＆人手が足りないのか、出来上がるのに時間がかかります。私達が行った時は45分以上待ちました。確かにファーストフードではありません・・・。

私達の席の右隣に座っていたグループがアジアからの観光客グループだったのですが、遅さに苛立ちを隠せないようで、「どうしてこんなに遅いのか？」と質問されました・・・。いや私も観光客なんで・・・。

先に注文した彼らより、我々の注文の方が一足先に運ばれたのですが、
「どうしてあなたたちの方が先なの？それは何なの？どのカレーを注文したの？」
と率直なご質問をいただきました。私なら心の中にそっとしまっておくであろうモヤモヤをはっきりと口にするその姿勢。見習いたいですね〜。
「私たちは二人だけで、店でいちばん安いカレーとハンバーガーのセットだから一番手間がかからないからだと思いますよ〜」と答えると納得されたようでした。台湾からいらしたそうで、函館に１泊、札幌、旭川というコースだそうです。

窓の外にはクルーズ船。

待ちに待った注文が届きました。カレー（次男）とチャイニーズチキンバーガーセットです。私の頂いたチャイニーズチキンバーガー、出来立てホヤホヤ、熱々でどっしりとしたボリュームがあります。そしてなんと言ってもこれぞB級グルメ！という絶妙な美味しさです！

ポテトとドリンクのセットで650円です。次男のオリジナルカレーは390円。ベイエリアのこの立地でリーズナブルで美味しいなんて、人気があるのがわかります。

食事を終えると、外はすっかり夜。金森倉庫街。あとでゆっくり見学したいな〜と思っていたらすでに閉店・・・。7時や8時に閉店してしまうそうです。

でも、ライトアップはとても素敵です。横浜にも赤煉瓦倉庫がありますが、函館の赤煉瓦倉庫街も雰囲気があってデートにはぴったりですね。冬なんていいですよね〜。二人の吐く息が白くて、寒いね・・でもあなたといるとあったかいわ・・みたいな感じで・・。恋する二人ならラッキーピエロの待ち時間も気にならないですよね・・あっ・・恋人とのデートならもっと違うレストランでしょうかね〜。