このままではあまりにもプール三昧になってしまうことが懸念されたため、サンライズホイアン2日目に急遽ホテルのフィッシングツアーに参加することにしました。
ホテル内ではアクティビティがいろいろできるようなのですが、いまひとつ「いつどこで何が行われている」のかがわからず、プールのスタッフに何かアクティビティがないか尋ねたところ毎朝8時からフィッシングツアーが行われているということだったので、申し込んでみました。


翌朝8時に、ホテルビーチに集合。案の定、我が家以外には誰も参加していません。
・・・というより誰もいません。
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しばらくするとスタッフの方がお二人登場。この写真の右下にうつっている丸い竹かごの船に乗るようです。
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スタッフ2人+我が家3名でまるい船に乗り込みます。内容はシンプル。ベトナム伝統のこの船でホテル沖合に行き、伝統的な漁法でフィッシングだそうです。揺れます。酔いやすい長男が後悔し始めています。
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海から眺めるホテルビーチ。
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海から眺める、かつてホテルビーチだったところ・・・。
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沖合に来たところで網を張り・・そして30分ほど待つとのことです。
・・・・このツアー・・・この構成でいいんですか?・・・シンプルです・・・非常にシンプル・・・。海の透明度は低く、見るものもなし・・・。5人ただ、小さな竹かごの中で揺られています。
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・・・ということで、何もすることがないので、トーキングタイムになります。

スタッフ「ハズバンドはどうしたの?」

・・・ハズバンドが存在していること前提のストレートなクエスチョンですね。

「直前にこれなくなった。ワークのせいで・・・。」

スタッフ「オーそれは残念だったね。ところでユーはどんな仕事をしているの?」
「・・・あー私はノージョブ・・・」
スタッフ「ノージョブ?????まじで?WHY?」

・・・・・なんでと言われましても・・・またずいぶんとストレートなクエスチョンですね・・・。

アイアムlazyだから。。。
スタッフ「オー・・・・」(納得)

スタッフ「ということはユー アー ホームアローン
私「・・・・・・!」
もう一人にも伝えています。
スタッフ「シー イズ ホームアローン」

伝達しなくていいから。半径1m以内!聞こえてますから!。

・・・・ホームアローン・・・・。そういう映画ありましたよね・・・。
・・・なんかそういう・・そういう感じじゃないんですけど・・でも言われてみればたしかに・・・。
ベトナムのホテル沖合、波間を漂う竹かご船に揺られ、今現在のおのれの立場を見つめるわたくし。。

ハズバンドがワーキングなのに、遊び呆けている怠惰なホームアローン妻。
それが私・・・。

ベトナム女性は働き者ですからね。なんでも女性の労働人口の割合が最も大きいのがベトナムらしいんですよ。

「・・・ユーは、今私のこと、バッドワイフだとシンキングでしょ?」
スタッフ「ノーノーノー!!!そんなこと思ってないよーー!!!」
「いいの。たぶん、ユーの想像を超えた、バッドワイフだから(微笑)。

私、一人ぼっちで家にいるレイジーなバッドワイフなの・・・・・
何なの!この想定外の淫靡な響きは!

竹かごの上、このおばちゃん・・・想像を超えたバッドって一体どんな・・と。

長男「何話してるの?」
私「ママはなまけものだから働いてないんだよって説明してたの」
長男「あー」(納得)
あーじゃないよ!(−_−#)
次男「え?何?なんの話?」

ちょっと!男子!いま、ここ、小さな竹かご船にたった5人しかいない。会話聞こうよ。
・・・うちの男子だけかもしれないですけど、男子、興味ない話って、本当に聞こえてないですよね・・・。


長男「あのさー、この船・・・おかしくない?・・・船の底から水がどんどんはいってきてるよ?・・。」
私「うんママもそう思う。」
次男「とった魚が泳げるからいいんじゃない?」
私「うーん・・どうなんだろうね・・・。一歩間違えるとさ、自分も泳いで帰ることになるよね・・」
長男「これって、船じゃないのかもね・・」(何言ってるのかわからない)
私「・・・きっと何か、メリットがあるんじゃない?安いとか・・・」
長男「ビニールの大きなボートのほうがいいよね・・。前コストコで見たやつみたいな」
私「・・・・・・うーん・・・ごめんママには、君の意見を否定できるほどの見識がない・・・・

このボート、一人がオールで漕ぎ、一人は絶え間なく滲み出てくる水を汲み出しているんですけど、これが伝統なんでしょうか・・・。

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そんなこんなで、30分の楽しいトーキングタイムがまたたくまに過ぎさり、いよいよ網を引き上げます。どんな大物が掛かっているでしょうか!わくわくしますね!

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・・・小さな魚と蟹とそしてクラゲが引き上げられました・・・・・。
・・・子供達の反応は非常に微妙です・・・・。

スタッフ「蟹触ってみる?」
次男「ノーサンキュー」(アレルギーだから触れない)
長男「ノーサンキュー」(ただ触りたくない)
(君達ちょっとは盛り上げようよ!)

スタッフ「ママ触ってみる?」
私「ぜひ。わー蟹だーすごいねーーーーーーー」
スタッフ「ジャパンに蟹はいる?」
私「いる」

ジャパン、島国ですから!


ホテル内で1時間程度で楽しめるフィッシングツアー、とても楽しかったです。
本当はせっかく近くにあるのだから世界遺産ミーソン遺跡ツアー等にも参加したいなと迷っていたのですが、息子達の精神年齢がもうすこしアップしないとだめだなと再認識した次第です。