沖縄気分を十分満喫したころ、無事チケットもとれ(すいていました)、高速船に乗ることができました。

乗ってしばらくすると、船員の方がいらして、「後ろのほうが揺れないので、酔いやすい方は後ろのほうがいいですよ」とアナウンスしてくださいました。
素直に後ろに移動します。前はクーラーが効いていましたが、なぜか後ろは暑い・・・それでもすこしでも危険を避けるべく後ろへ。

反省点その7:波を甘く見るな。

いや~~。高速船といっても、プーケットで乗ったような小さいスピードボートではないので、まあ大丈夫だろうと思った私が浅はかでした。
ものすごい揺れで、船内はキャーキャーいう歓声が沸いていました。アトラクション感がすごいです。
家族の中でただ一人ジェットコースター大好きの私ですが、最後のほうはさすがに「早く降りたい・・・」と思いました。
船が運行するということは波は3m以下だったということですが、転覆するんじゃないかと思うくらいのすごい揺れでした。
もちろん、わがひ弱ボーイズは超グロッキーに・・・・・・・・・・・。

「台風前後は子連れで船には乗るものじゃない」なと、また一つ新しいことを学ぶことができました。人生は学びの旅ですね!

帰りはぜんぜん揺れなかったので、波の高さで大きな違いがある乗り物ですよね~。


そして、ここで、久しぶりの夫婦の会話が。
パパ「今日ってどことまるんだっけ?」

・・・・まずですね、今ごろ宿泊先に興味を示す時点で、何も意見をする資格なしなのではないかと思うんですよ。

私「渡嘉敷島で最も大きい敷地面積を誇る施設だね。」

「へー、なんてとこ?」

「「マリンブルーとかしき」」

「・・・その名前、ホテル?民宿とかじゃないよね。」

「民宿じゃないですよ。私は民宿大好きですけれども、いつだってパパの希望を第一に考えてますから!。ホテルよりもある意味グレードアップの国立!。大日本帝国がバックにありますから」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・国立?・・・・なんかおかしくない?・・・ねえママ・・・」

「まあ、正確には、国立沖縄青少年交流の家っていいます。」

「ちょ、ちょっとまって、ちょっと!いやちょっと。・・・」

「ちなみに、我々、旅行に来ているわけではありません。”研修”です。」

「・・・言ってる事おかしいよね?。」

「なんといっても国立だから。」

「いや、すごい間違ってる。すごい間違ってるよママ!!!ちょっとさーー。」

「ホテルらしきものは”とかしくマリンビレッジ”しかないんだけど、満室だったんだよね~。普通だったらあきらめるところをね、パパが”どうしても島に行きたい”っていうからさ~。パパのためにさ~。ふと思い出したんだよね。」

そんなことぜんぜん言ってない!。・・・・・・・・・・・・・・・・・・おかしいでしょ?」

「宿泊代はママが払うからさ~。ママの昼寝を我慢して稼いだ貴重なお金でね!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」(無言)

「ここ、「いくら?」って聞くところだから。」

「・・・・・・・・・・・いやいい・・・。聞きたくない」

「なんと!宿泊代は・・・・・・・・・・・・む・りょ・う!ま、シーツ代一人200円はかかるけどね!夏の沖縄で無料とかさ~ありえないよね、すごいよ。すごいよ国立!」

「・・・・・・・・・・・・ああああ・・・・・・・・・○×△□・」

「ほんとは1泊の予定だったんだけどさ、パパがどうしても島がいいって言うから、念のために2泊にしたよ。

「嘘でしょ?・・・・大体、”青少年”じゃないだろ!」

「我々は青少年の”指導者”だから。それでもって、責任者連絡会とかいうのが毎日4時30分にあるからそれまでには行かないといけないんだよね。」

・・・・・・・・・・・ありえない。」

「ちなみに朝と夕方に宿泊者で楽しい”つどい”があるよ。なんてったって”交流の家”だから。もちろん欠席は認められないよ国民の義務だからね。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ほんとちょっとまって・・・。」

走る船の上で、”ろうばいしている人”を見事に体現してくれたパパ。喜んでもらえて何よりですね!

「信じられない・・・・」

「もう結婚して何年?そもそも、私を信じるっていうことがね、パパの甘いところだね!」

そんな素敵な夫婦の会話をはさみつつ、具合が悪すぎる子供たちといっしょに、さあもう上陸です。

子供たちの具合が悪すぎて、船内の写真がまったく取れませんでしたが、一応港の写真は残っていました。自分が何を撮りたかったのかはよくわかりません。
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